暗闇に立つ尽くす君
この声が届くなら伝えてあげたい
ある朝 目が覚めると窓が開いていて
君は気づく
待ち望んでいたものの中にいる自分に
いつか そんな日が来るんだ。
(『パーム』 著:獣木野生) . . . 本文を読む
広江礼威先生の漫画『BLACK LAGOON』の初期エピソードに、壊れた双子が出て来る。
互いに『兄様』『姉様』と呼び合う彼等は、悲惨な境遇の為、幼いながらにして快楽殺人者となり、主人公達の住む無法の街で、暴れまわった挙句に殺される。
『兄様』は狙撃され、『姉様』は逃亡の地で撃たれる。
主人公は『姉様』を逃がす船の上で彼女と会話し、その壊れ具合に涙を流す。
『もしも、どこかで誰かが . . . 本文を読む
愛する夫に勧められるままに、彼女は魔薬に手を出した。
よくないこととは知りながら、
やめようととは思いながらも、
愛する夫が、
『身体に毒だから、あまりやりすぎるんじゃないぞ』
と言いつつ、用意してくれる魔薬の誘惑に抗うことが出来なかった。
その愛する夫が逮捕されるのを見た彼女は、
気が動転し、
自分もこうなるんじゃないかと恐怖し、
その場から逃げ出した。
. . . 本文を読む
過去の記事を読み返してみると、去年の11月に発売予定となっていた『ピアノの森』の16巻が今月でた。
内容は、去年の5月に感想を書いた話が前半に載っていて、今年の3月に感想を書いた回の直前まで載っていた。
まぁ、つまりは面白いということ。
ピアノが弾けなくたって、
クラシックがわからなくたって、
ショパンを知らなくても楽しめる。
音楽が聴こえる。
歌に込められた感動を感 . . . 本文を読む
ついこの間やった心理テスト。
兎とか川とかの単語五つから連想されるものを選びなさい、というテストで、結果としてその人の人生観だとか恋愛観だとかがわかるらしい。
僕はその結果が納得できず、つまりそれは結果の解釈の仕方がすごく漠然としていて、取り方によって結果の内容がいくつか別れてしまうようなもので、出題者と喧々諤々云い合った。
結果的にそのテストでわかったことは、
僕が理屈っぽくて . . . 本文を読む
『この森の全てよ 呪われてしまえ』
(『スプリガン』 原作:たかしげ宙、漫画:皆川亮二)
インドの古い英雄譚に『ラーマヤナ』というのがあって、その中で英雄ラーマの奥さんが森でさらわれ、それを自分に知らせてくれなかった森の精霊達に怒り狂ったラーマが、森に呪いを掛けるというシーンがあるらしい。
そういう話が『スプリガン』という漫画の中にあった。
僕は別に奥さんをさらわれたわけじゃないし、こ . . . 本文を読む
彼女は云った。
『花火大会に行くくらいなら、バイトしていた方がマシですよ』
僕は驚きながら、
『そうなの? でも、人生には楽しいことが沢山あるんだよ』
『知ってます』
『そう。じゃあ、バイトよりも楽しいことってなに?』
『内緒です』
うわっ! スッゲー気になる。 . . . 本文を読む
この間の休みに、美味しいシュウマイが食べたいと思って探したんだけど、意外となくて困った。
餃子なんかは簡単に見つかるんだけど、シュウマイを売りにしている店はなかなかなくて、あればどこでも良いや、とも思ったんだけど、おいてあるかどうかも外からだとわからない。
餃子は大体表に書いてあるんだけどね。
なんとか見つけて食べられたけど、まぁ、普通の味だった。
横浜中華街、行ってみたいな。 . . . 本文を読む