『あひるの空』は面白い。
普通に面白い。
この普通とは、以前書いた『凄い漫画』を読んで、大概の漫画では満足できなくなってしまった僕が、いつどのタイミングで読んでも、面白いと満足できるレベルだ、ということ。
これって凄いことなんだよ。 . . . 本文を読む
先輩Aは後輩Bが気に入っている。口では厳しいことを云うけど、決して見捨てることなく、マメに面倒を見ている。
この間も、なにかのことで後輩Bになにかを注意していた。それを脇で見ていた僕はそっとBに近づき、
『いま、なんて云われたの?』
『あっ、いや、よく聞き取れなかったです』
……
……
……
うん、確かに先輩Aはくぐもった声で、ぼそぼそっと喋るからね。うん、確かに聞き取る . . . 本文を読む
今度のトム・クルーズの主演作の予告を観た。
非常にそそられた。
いや、だって、トム様がなんかよくわからないけど、ちょっぴり頭のイっちゃったスパイ役なんだよ。
あの美形のトム様がさ、笑顔振りまいて、わけのわかんないことを云って、拳銃バンバン撃ちまくるなんて、サイコーにイカしていると思わない?
これ、ホント褒めてんだよ。
色男が笑顔で狂気を演じるのってグッとくるよね。
お金払 . . . 本文を読む
今週号の『ピアノの森』は休載でした。かなりギリギリまで粘ったみたいですが、間に合わなかったようです。
僕はそれに対し、特になにも思わなかったです。そりゃあ、確かに残念ではありましたが、これは決まっていたことなのです。もうずっと以前に、こういうことが起きますよ。そのつもりでいて下さいね、と雑誌側から伝えられていたからです。
来るべき日が来た。
ショックはありますが、受け入れるべきなので . . . 本文を読む
昨日TVで見た。
途中からだったから詳しくはわからないけど、誰かがなにかのアイデアを発表しているところらしかった。
それは写真にまつわるなにかで、その人はインタビューにこう答えていた。
『写真屋にはみなさん、写真を撮ってから来るでしょ。それまでは出来ることがないから、写真屋に来たくなるような。写真を撮りたくなるように、と考えて作りました』
僕はカメラにも写真にもあまり興味がないから . . . 本文を読む
最近、『週刊少年マガジン』がつまらなくなってきた代わりに、『月刊少年マガジン』が面白くなってきている。
この間書いた『ましろのおと』も面白いし、先月から始まった新連載『蹴児 ケリンジ』も面白い。
有名なサッカー監督を慕って、新設サッカー部に50人もの部員が集った。しかし、3ヶ月にしてその監督が亡くなり、後を託された運動神経0の主人公がキャプテンとなり、14人になってしまったサッカー部を立 . . . 本文を読む
面白い! 面白いったら面白い!!
長澤真先生の描く、『瑪瑙之竜』が面白い!!
王道的な作品である。四人のエキスパートが悪を狩る、王道的な漫画である。
それでも面白い。それだからこそ面白い。
ストーリーは王道ゆえに安定しているから、破綻することなく、安心して読んでいられる。
画力も新人とは思えないくらいしっかりしているし、構図やコマ割りにもセンスを感じる。
そのセンスは会話 . . . 本文を読む
『神木清流の音が”鐘”なら、澤村の音は”心臓”だわ!!』
『BECK』が終わってしばらくした後、『月刊少年マガジン』で再び音楽漫画が始まった。
今度は少女漫画家の羅川真里茂先生が、津軽三味線を題材に描く。
最初はまぁ、面白いかな、ぐらいだったこの漫画が、単行本1巻の発売を前に、かなり面白いかも、に変わってきている。
先生の描く津軽三味線の音がいい。演奏中に語られる、奏者達の想いが . . . 本文を読む
今週で終わってしまったサッカー漫画。『少年ジャンプ』に連載されていた。
個人的には、わりと面白いと思っていた。こんな終わり方はちょっと寂しいかな、とも思う。
作者がまだまだ未熟であるのは読んでいてよくわかったが、化ける可能性は充分にあったと思う。次があれば頑張って欲しい。
ていうか、連載が終わってから書くのは虚しいね。あと、『血界戦線』が産まれていなければ、もう少し熱く語れたと思う。 . . . 本文を読む