だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

パンのLIVE

2012年09月03日 07時10分38秒 | 漫画やアニメが好き
 遅くなってしまったけど、ずっと書きたいと思ってたこと。

 『ピアノの森』最新話で書かれていたパン・ウェイの演奏。

 みんなもう聴いたのかな。僕はこの演奏を聴いて、打ち震えたよ。

 僕は前にも書いた通り、このコンクールでの一番の演奏は、主人公の友人雨宮修平の演奏だと思っている。二次予選で落ちてしまったけど、彼の演奏が一番興奮したし、一番感動した。

 いや、もちろん、主人公一之瀬海の演奏も、毎回凄いんだけど、やっぱり雨宮のピアニストとしての初めての演奏は心震えるものがあった。

 でもね。でもでもね。ピアニストとして腕は、やはりパンのほうが上なんだね。今回の演奏を聴いて、それがはっきりとわかった。雨宮ももとより認めているし、海も生涯の財産になる、とまで云っているし。

 僕も凄いと思った。

 こんなにも暖かい演奏。綺麗な旋律。澄んだ音色。

 僕はショパンの曲なんて全然知らないけど、この曲がどれだけ素晴らしいのかがわかる。ショパンの偉大さがわかる。

 パン・ウェイの愛と、感謝と、決意に満ちた演奏。

 読んだだけで、嗚呼、これが今大会の優勝を決した演奏なんだな、とはっきりわかる。

 それほどのものでした。

 こんなにも素晴らしい演奏を聴けた喜び。

 一色まこと先生の作品に出会えて良かった。

 『ピアノの森』に出会えて良かった。

 僕を満ち足りた気分にさせてくれる、『ピアノの森』が大好きです。

コメントを投稿