だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

おかしな二人

2008年04月13日 01時18分24秒 | 重要ではないけれど
『夜になると、ウイスキーを手に読書をする両親を眺めて育った』
 (小説家:高村薫先生)

 これは今日の夕刊に載っていたウイスキーの広告記事の一文。
 ちょっと気になったんで書き出してみた。
 この話がいくつのときかはわからないのだけど、『育った』という単語から、幼い時を連想した。

 幼子をほったらかして、酒を呑みながら読書する親ってどうよ?

 いや、もちろん、子供を寝かしつけた後なのかもしれない。
 子供が部屋に入った後の話かもしれない。
 あるいは幼いといっても小学生以上で、手間がかからなかったということか。
 いずれにしろ、『両親』共に自分の時間を大切にしていたということだ。
 しかも、『見た』ということは自室にこもっての話ではなく、例えば応接間などで二人して各々酒を呑みながら、読書に熱中していたということか。

 ふむ。高村先生の家庭の事情は知らないが、それはそれでおかしな夫婦、と思うのは僕だけ?

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