だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

総まとめ’11 パート3

2012年01月08日 21時26分28秒 | 小説が好き
 今年はなんといっても『汀こるもの』先生。

 この作家に出会えたことが大きい。

 とにかく面白い。ミステリーなんだけど、それだけではない。文学的とか哲学的とかそういんじゃなくて、ちゃんとしてるのにふざけてる。ふざけてるのに真面目。そんな感じ。

 それと『クリスマスに少女は還る』も凄かった。読書体験としてはこっちが上か。

 物語を読み進めていくことの興奮が圧倒的だった。

 菊地秀行先生の『貴族グレイラサー』も良かった。なんというか、凄く先生らしい作品。昔の先生の良さをもう一度と堪能できる。別に、今が悪いわけじゃないんだけどね。

 いつだって小説は僕をワクワクさせてくれ、幸せにしてくれる。

 小説があってよかった。

 そう思えるだけで、僕の現在は幸せなんだと思う。

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