西の空が藍色になる時は、”これから雪が降るぞ”という合図です。次第に灰色に変わり、白くなった頃には横なぐりの雪が吹き付けてくる。(寒ッ!) そして雪が止むと青空が顔を出し陽の光が射し込む。(ホッ!) そうしているうちに西の空はまた藍色が濃くなってきた。(ヤバッ!)
冬の北海道日本海側は、曇りや雪の日が多く、こんな感じの天気が続きます。好きな星の写真もほとんど撮ることができないです。
立春を過ぎた頃から天候は徐々に安定し、晴れる日も多くなってきます。春が近づいた時のワクワク感は雪がない地域に住まわれている方よりもかなり大きいと思いますね。何十回も冬を経験してくると、春・夏・秋を無駄にせずにできるかぎりのことをしておきたいと、最近は思うようになってきました。 簡単に「無駄にせずに」と書きましたが、この「無駄」という言葉、奥深いものがあります。
そんな北海道日本海側の冬ですが、この藍色の空と陽の光に照らされている灯台、けっこう、好きな色風景です。