初めての森絵都さんの作品(角川文庫・夏の100冊)★★★★☆
祝直木賞受賞、ということで、プライベートで訪れた本屋さんで衝動買い。
三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』の表紙と帯に、めちゃ心惹かれたけど。
文芸書は高いです。今のところ、村上春樹さんと、川端裕人さんの新作のみ購入許可を出してます。(自分の中で)でも、伊坂幸太郎さんも、次からは買う予感・・。
おっと、前置きが長くなりました。『つきのふね』です~
あの日、あんなことをしなければ・・・。心ならずも親友を裏切ってしまった中学生さくら。進路や万引きグループとの確執に悩む孤独な日々で、唯一の心の拠り所だった智さんも、精神を病んでいき・・。
近所を騒がせる放火事件と級友の売春疑惑。先の見えない青春の闇の中を、一筋の光を求めて疾走する少女を描く、奇跡のような傑作長編。
(裏表紙より、原文のまま)
この本も、表紙に惹かれました。「いつか、読みたい」と思ってて、直木賞受賞をきっかけに、購入。
一気読みでした。おもしろかった!!
途中までは、ふむふむ~という感じでしたが、ラストが、おお~っ!!と盛り上がりました。(こんな擬音で表現して、大丈夫なのか、私)
このラストシーンは、映像で見たいなあ~なんて思いました。
こんなに感動するなんて、ビックリです
森絵都さんの他の作品も、ぜひ読まなくちゃ!!