杏の読書日記プラス

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短劇

2009-10-12 11:10:08 | 
短劇
坂木 司
光文社

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坂木司の新作は、26の短編集。
何の情報も持たないまま、本を開いて、「しまった!」と思いました。
短編は、やや苦手。しかも、この作品数。
「ショートショートなんて、読みなれてないよ。」とほほ。

☆あらすじ☆
満員電車の中で、会社の流し台の前で、クラブ帰りのエレベーターで、
フレンチレストランの一角で、映画の試写会の会場で、とある地方のとある村で~
起きた不思議な出来事の数々。
いい話あり、ビターな話あり。
これまでの坂木司の作品とは、かなり趣の異なる作品集。

「カフェラテのない日」「雨やどり」「幸福な密室」「物件案内」などは、坂木司らしい作品で良かったです。

「いい話」の連載だったはずが、どんどんブラックになっていってしまった。
~と、作者があとがきに記したほど、ブラックな作品が多く、読んでいる私も困りました
この本の再読は、なさそうです。

おすすめ度、★★☆☆☆

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (由莉まま)
2009-10-12 23:19:26
坂木司さんの本は、文庫でなくても買っているくらい気に入っています。
が、これはちょっと…要注意ですね。
図書館に入ってくるまで待つことにします。
返信する
由莉ままさんへ~ ()
2009-10-14 22:19:46
こんばんは。お返事が遅くなりました。すみません。
この本は、「世にも奇妙な物語」の感じにとても似てます。
すご~く怖い!というほどでもないけど、やっぱり、ちょっと苦手な感じでした。
坂木さんには悪いけど、買わなくて良かった、と思いました
返信する

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