そして、遺されたもの

副題～哀悼尼崎脱線事故

図書館で目に留まり、借りてきました。
この本には、亡くなられた１５人のかたのご遺族の言葉が掲載されています。

大学生になったばかりの福田和樹さん、享年１８歳。
就職したばかりの勝部晃奈さん、享年２２歳。
地域全体に慕われるお母さん～川口初枝さん、享年４９歳。
小学校の先生をめざしていた大学生～小前宏一さん、享年１９歳。
公務員をめざしていた大学生～下浦善弘さん、享年２０歳。
二人の子どもを抱えて働くお母さん～杉山恭枝さん、享年３４歳。
大学に入学したばかりの片瀬朗さん、享年１８歳。
働き者の美容師～西野節香さん、享年６３歳。
就職活動中の大学生～福原正之さん、享年２１歳。
親思いでやさしい女性～川東康子さん、３０歳。
気は優しくて力持ちの男性～芦原直樹さん、享年３３歳。
海外と日本で包丁を握る料理人～大角正さん、享年３４歳。
いつまでも恋人同士のような夫婦～小杉繁さん、享年５７歳。靖子さん、享年５９歳。
難病を克服し再出発したばかりの菅尾吉崇さん、享年３１歳。

遺された遺族が語る言葉と、現場に残された遺品が詰まったこの本を、胸が詰まる思いで、泣きながら読みました。おそらく、事故からそんなにひにちが経っていないときに取材をしたのでしょう。悲しみや怒りもあるのに、本を読んで一番強く感じたのは、ご遺族のとまどいでした。

こんなにも悲しい事故を忘れないでいよう、そう思って本を読みました。
ここには、１５人のかたのお名前しかないけれど、脱線事故で亡くなられた１０７人のかたへ～心からご冥福をお祈りします。

そして、遺されたもの

posted with 簡単リンクくん at 2005.11.25

「週刊文春」特別取材班著文芸春秋 (2005.6)通常24時間以内に発送します。

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ピーマン

小ネタです。本屋編～

年配のご婦人が申しました。
「ピーマンの作り方が載った本、おいてますか？」
「ピーマン、ですか？」と私。
「そう、ピーマンとか、にんじんとか、ね」とご婦人。
「園芸の本、ということでしょうか？」
「いいえ、手芸です」
・・・お客様の求めている本は、わかりましたけど、
手芸の本、と始めに言ってほしかったです。

年配の男性が年賀状本を購入しました。
お会計の間中、
「他の本は、全然ダメだけど、この一冊だけは良かった」
とおっしゃるので、
「それは、良かったです」と笑顔で答える私。
そして、帰られた～と思ったら、戻ってきました。
「他のお客さんにも、これをすすめなさい」
と言い残していかれました。
うーん、お気持ちはありがたいですけど、
どの本だったか、もう覚えてません。すみません

あさ/朝

谷川俊太郎／文　　吉村和敏／写真


カムチャッカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている

CMで有名になった「朝のリレー」より抜粋（朝/４頁）

左からみると絵本　右からよむと詩集　あたらしい形のビジュアルブック
～と帯にあります。

谷川さんの詩と吉村和敏さんの写真が融合した、とても美しい本です。
本の中の朝陽から、たくさんの力を与えられている、そんな気持ちがします。

いつもより、ほんの少し早起きをして、窓をあけて、
朝陽を眺めてみるのも素敵ですよね。
そして、この地球に住んでいるさまざまな国の人々に想いを馳せてみる～
どうかみんなの朝が、幸せな朝でありますように。

あさ 朝

posted with 簡単リンクくん at 2005.11.23

谷川 俊太郎著 / 吉村 和敏著アリス館 (2004.7)通常24時間以内に発送します。

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よこしまくん劇場

ついに出ました！よこしまくん第三弾～

待ってました！！嬉しいです
期待に胸を膨らませ、表紙を開けると、見開きから笑いが

過去二作に登場した仲間たちが、次々に新しい笑いを展開していきます。
う～っ！よこしまファミリー、最高！！

でも、でも、やっぱり、よこしまくん＆ピンクちゃんのコンビが一番。

みえっぱりでへそまがり、ぶっきらぼうでかっこつけのよこしまくん。
よこしまくんのはなしを聞きながしたり、あっさり否定するのが得意なピンクちゃん。

とびっきりの笑いと癒しが、この本に詰まっています。
一度読んでしまうと、よこしまくんのとりこになること～間違いなしです

よこしまくん劇場

posted with 簡単リンクくん at 2005.11.22

大森 裕子著偕成社 (2005.11)通常24時間以内に発送します。

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朝焼け

今日の朝の風景です。
とてもきれいだったので、我が家の二階からパチリ。

今日も、良い一日でありますように。

そう願ったのに。

夕方、シュンとぶつかりました。原因は、いつも同じです。
勉強をしないシュンに、母がキレルのです。
今回は、はじめて、「ご飯をたべない」と彼が宣言。おおっ！

どうなる、これから？

明日の朝も、きれいな朝日が見られるのかな。