Ξb(6227)⁻baryon と、Ξb(6226)⁰ baryon 、Ξb(6327)⁰ baryon 、Ξb(6333)⁰ baryon は、内在粒子に少し異なった特徴がある。
一見して分かる事は、Ξb(6227)⁻baryon は、マイナス1電荷なのに対して、Ξb(6226)⁰ baryon 、Ξb(6327)⁰ baryon 、Ξb(6333)⁰ baryon は、ゼロ電荷になっており、標準モデルでは、quark構成が異なっている。
標準モデルが正しければ、Ξb(6227)⁻ にもカスケード粒子のグループが存在している筈なので、
Ξb(6327)⁰ baryon 、Ξb(6333)⁰ baryon ⇔ Ξb(6328)⁻ baryon 、Ξb(6334)⁻ baryon
上、赤のような Ξbカスケード粒子 が存在している必要がある。
ヒッグスエリアによる質量解析は、標準モデルに因る解釈とは異なっている。マイナス1電荷のΞb(6227)⁻baryon の特徴は、down quark にある。down quark は、二つの up quark に分割できるので、崩壊モードに up quark、反 up quark の対消滅がある。しかし、中性Ξb baryon の崩壊モードは、マイナス1電荷のΞb(6227)⁻baryon とは異なった特徴がある。
👆図は、Ξb(6227)⁻baryon のヒッグスエリアの基本構造であるが、励起状態も考える必要が有る。