👆図は、Ωb⁻ baryon の一次基底状態と二次基底状態を表している。
Ωb⁻ baryon は、ssb で構成されている Ω粒子の中で最も安定しており、1.13±0.53×10⁻¹² s の半減期をもつ。
Ωb⁻ baryon と Ξb⁻ baryon は、quark構成が異なっており、質量差は、248.2MeVになっている。標準モデルでは、この質量差である 248.2MeVが strange quark の質量になる。
( 修正 248.2MeV→248.2MeV-d)
内在粒子 τ+μ の Ωb⁻ baryon のヒッグスエリアは、👆図のような一次基底状態になっており、二次基底状態の Ωb(6316)⁻ baryon と同様にヒッグスエリアの励起が抑えられた状態である事が分かる。
内在粒子 τ+μ の Ωb(6316)⁻ baryon を、👆図のように書き換える事で、カスケード粒子の励起状態をヒッグスエリアの質量解析から説明する事ができる。