淡き新緑の季節。
前々から気になっていた滝子山はそろそろ時期的に見頃かと思い、向かう。
寂ショウ尾根は昭文社の地形図では破線となっているが、ノーマルルートでは物足りないので、登りに使う。
登山口がはっきりしないが、多分この林道入り口がスタート地点だろう。
薄暗い人工林の中を突っ切り、林道を渡ると、ようやく緩やかな明るい尾根歩きになる。
この辺りの広葉樹はようやく芽吹いたばかりで、木々の間から山々が見える。
少しづつ尾根道が狭くなってきたが、マーキングがなくても道間違いせず、安心して歩ける。
薄緑の中に散り始めのツツジの桃色が淡く色を添えている。
木々の向こうに山頂が見える。果たしてどの山だろうか。
標高1,200mを越えた辺りで出会ったブナの木。今日一番の大木。
次第に尾根道が狭くなり、岩が道を塞ぐ。
ここから先岩場が続き、足だけでなく手も使っての登りになる。
岩場を過ぎると、アップダウンの尾根道になる。そろそろ山頂間近かだろうか。
稜線に出て、山頂らしきピークが見えるが、ニセピークが続き、中々滝子山の山頂には辿り着けない。
約2時間10分を経て滝子山山頂へ。中々歩き応えのあるルートだった。
生憎の曇り空。見えるのは周りの山々と初狩の民家ばかり。
そして北を向くと、大菩薩からの山並み。
下りはノーマルルートを使ったが、眩い新緑には早すぎた。
次に来る時は新緑の五月も良いが、紅葉の拾月も良いな、なんて思いを巡らせた。
(終わり)
前々から気になっていた滝子山はそろそろ時期的に見頃かと思い、向かう。
寂ショウ尾根は昭文社の地形図では破線となっているが、ノーマルルートでは物足りないので、登りに使う。
登山口がはっきりしないが、多分この林道入り口がスタート地点だろう。
薄暗い人工林の中を突っ切り、林道を渡ると、ようやく緩やかな明るい尾根歩きになる。
この辺りの広葉樹はようやく芽吹いたばかりで、木々の間から山々が見える。
少しづつ尾根道が狭くなってきたが、マーキングがなくても道間違いせず、安心して歩ける。
薄緑の中に散り始めのツツジの桃色が淡く色を添えている。
木々の向こうに山頂が見える。果たしてどの山だろうか。
標高1,200mを越えた辺りで出会ったブナの木。今日一番の大木。
次第に尾根道が狭くなり、岩が道を塞ぐ。
ここから先岩場が続き、足だけでなく手も使っての登りになる。
岩場を過ぎると、アップダウンの尾根道になる。そろそろ山頂間近かだろうか。
稜線に出て、山頂らしきピークが見えるが、ニセピークが続き、中々滝子山の山頂には辿り着けない。
約2時間10分を経て滝子山山頂へ。中々歩き応えのあるルートだった。
生憎の曇り空。見えるのは周りの山々と初狩の民家ばかり。
そして北を向くと、大菩薩からの山並み。
下りはノーマルルートを使ったが、眩い新緑には早すぎた。
次に来る時は新緑の五月も良いが、紅葉の拾月も良いな、なんて思いを巡らせた。
(終わり)