この尾根を登れば飛龍権現へ、もう少しの頑張り。
飛龍権現から西に進んだ先にある禿岩からの眺め。今回で一番の展望。
今迄歩いて来た尾根を振り返る。
眼下に広がる大常木谷。吸い込まれそうなほどの広がり。
唐松尾山方面。遥か彼方過ぎてどの山が分からないが、多分一番高い山がそれだろうか。
飛龍山方面。余りに近すぎて山の形が掴みづらい。
分岐まで戻り、登って行けばまたもやシャクナゲ茂る道となる。
山頂付近は笹と苔の薄暗い森。
展望の効かない山頂。飛龍山は遠くから眺める山だと感じる。
東側に付けられた近道を下る。
笹茂る斜面の道を行くと、北天のタルに到着。三ッ山へは変わらず笹に覆われた斜面を進む。
疎らな木々の間から見える山々。雲取山へはまだいくつかコブを超えなくてはならない。
右側面に開けた景色。山というより深い谷が切れ込んでいる光景。
笹生い茂る斜面に付けられた道。変化に乏しく時間だけが徒に過ぎていく感じがする。
途中で見つけた小さな花。
狼平へゆっくりと下って行く。
狼平の先、開けた草原からの景色。雲取山が見えるが、まだまだ遠い。
笹原のトラバースに飽き飽きしながらもようやく三条ダルミに到着する。
この先は山頂への長い登り。今日最後の試練だと思い、我慢するしかない。
そして遂に雲取山山頂へ到着。改めて長い一日をよくぞ頑張ったものだ、と思う。
この先雲取山荘への下りが待っている。
後は転ばないようにただ歩くのみ。
明日は下山のみ。
(続く)