五月の新緑の時期、緑のグラデーション、鳥たちの囀りが印象に残っている。晩秋の季節も是非訪ねたいと思っていた、三条の湯からサオラ峠のコース。
広葉樹はすっかり葉を落としてしまったが、どこか懐かしい森の風景。
飛龍山への稜線に朝日が当たる。
二つ目の渓流を渡る。静かな森に響くのは水の流れの音のみ。
稜線に当たる陽射しの色が変わってくる。
風が吹き込まない森は陽射しの温もりを感じる。
二つ目の渓流を渡る。静かな森に響くのは水の流れの音のみ。
稜線に当たる陽射しの色が変わってくる。
風が吹き込まない森は陽射しの温もりを感じる。
この辺りは登りの傾斜がキツくなる。冬なのに水の流れが絶えないのは森が豊かな証拠だろう。
寒々しい登りが間もなく終わる。
日差しが恋しい。
稜線の向こうに雲取山の山頂が見える。随分と遠くまで来たと感じる。
稜線の向こうに雲取山の山頂が見える。随分と遠くまで来たと感じる。
薄っすらとした雪が出てきた。
尾根が次第に下がり、峠までもう間もなく。
尾根が次第に下がり、峠までもう間もなく。
サオラ峠に到着。葉を落とし終えた木々のおかげて森が明るい。
天平尾根を下って行く。この時間は太陽に向かって歩く。
左側に雲取山を見ながら歩いて行く。雲取山が高く見える分だけ下って来たのがわかる。
真っ平らな尾根。山の中というより、何処かの広場にいるかの様。
丹波山への分岐を過ぎ、尾根道を下る。
広葉樹の森から松林に変わる。
またも広葉樹の林。この辺りは落ち葉のせいで道が分かりづらくかすかなテープが頼みの綱。
登山道は薄暗い植林の中を下る。
またも広葉樹の林。この辺りは落ち葉のせいで道が分かりづらくかすかなテープが頼みの綱。
登山道は薄暗い植林の中を下る。
道がハッキリしてきたので安心だが、車道まではまだ程遠く意外に辛いコースだった。
今回は初雪の時季をねらって来たが、雪が積もっていると、三条ダルミから三条の湯までのコース、天平尾根の後半は厳しいのが分かった。
今回は初雪の時季をねらって来たが、雪が積もっていると、三条ダルミから三条の湯までのコース、天平尾根の後半は厳しいのが分かった。
でも鴨沢から雲取山間は雪があっても歩き安そうなので、今度は積雪情報を確認してから訪れるようにしたい。
(2019年11月30日〜12月1日)
(終わり)