朝方、うっすらと晴れ間が見えていたが、山はガスがかかっている。それでも今日は風が無いだけましか、と思い出発。
えぐれ、泥濘んで滑りやすい道も登りなら安心。
森を抜けると空が見えるも、白一色。期待は出来ないか。
隠居倉に近づくも、ガスが、掛かってボンヤリとしている。
隠居倉に到着。昨日の疲れが残っているようで、しんどく感じた登りだった。
ここからはゆったり多少アップダウンはあるものの、ゆったりとした稜線歩き。
右側に茶臼岳が見えるはずだが、ガスに阻まれて全く見えない。
清水平への下り。この辺りからはようやくガスが晴れて視界が効くようになった。
北温泉分岐から先の光景。ガスの下に広がる山々が気になる。
那須連山の南側なので風を遮り、日が出てくると途端に暑くなる。
大岩を見上げる。空の青さに夏を感じる。
大岩の下のトラバース道。数、種類は少ないが、花々が楽しませてくれる。
赤面山が近づいてくる。こちらから見ると大きなプラトー(台地)という印象。
ようやく旭岳、甲子山が見えてきた。こうやって見えるのもこの時だけだった。
赤面山山頂。
ここから下りのみ。
待ち構えるのはびっしりと生える笹の原。
鬱蒼とした森の中は、際立ったこの木ぐらいしか見所がなく、時間の流れが掴めない。
笹に塞がれた登山道をかき分け進む。道もだいぶ荒れていて、確かな登山道なのか心細い。やがて、沢の音、クルマの音が聞こえ、ホッとする。
那須連山の一角のコースとはいえ、茶臼岳から三本槍岳間とは歩きやすさ、人影が全く違っていた。その分山らしいワイルドさを楽しめたコースだった。下山直後は感じなかったが、時間がたつにつれて、二つの池の美しさを求めて秋に訪れたいな、と思うようになってきた。もしかしたら秋の好日を狙って訪れるかもしれない。
待ち構えるのはびっしりと生える笹の原。
鬱蒼とした森の中は、際立ったこの木ぐらいしか見所がなく、時間の流れが掴めない。
笹に塞がれた登山道をかき分け進む。道もだいぶ荒れていて、確かな登山道なのか心細い。やがて、沢の音、クルマの音が聞こえ、ホッとする。
那須連山の一角のコースとはいえ、茶臼岳から三本槍岳間とは歩きやすさ、人影が全く違っていた。その分山らしいワイルドさを楽しめたコースだった。下山直後は感じなかったが、時間がたつにつれて、二つの池の美しさを求めて秋に訪れたいな、と思うようになってきた。もしかしたら秋の好日を狙って訪れるかもしれない。
(2022年7月23,24日)
(終わり)