
薬師沢から雲ノ平へ。
予想外の青空に期待が膨らむ。
いきなりの急登も何のその。

梯子の急登から丸い岩の登り道に変わる。苔が付いているので滑りやすい、とは言うものの、ゆっくりと登れば特に滑ることもない。それよりも日陰で暑さが凌げ、助かる。

登り切ってしまえば、黒部五郎岳が右側に現れる。今日はあの懐まで歩く。大変だろうけど楽しみでもある。

そして、小さく笠ヶ岳が見える。その右側は三俣蓮華岳。

こちらは薬師岳。
青空に映える山々を眺めながら歩いて行く、これぞ夏の山旅の醍醐味。

針葉樹の中を抜ければ草原の風景。アラスカ庭園というイメージが分からなく無くもない。

やがて小さく祖父岳が見えてくる。この風景の中ならどこまでも歩いていける。


針葉樹の中を抜ければ草原の風景。アラスカ庭園というイメージが分からなく無くもない。

やがて小さく祖父岳が見えてくる。この風景の中ならどこまでも歩いていける。

祖母岳、アルプス庭園に寄り道。池塘のある、絵画的な光景。

祖父岳へ伸びる木道。この先は草原の風景。

雷岩付近のコバイケイソウの群落。夏ならではの景色との出会いに幸せをしみじみと感じる。

登山道から脇に逸れた展望ポイントからの水晶岳。

登山道から脇に逸れた展望ポイントからの水晶岳。
水晶岳を訪れた二年前の秋からこの景色を夢見ていたので念願が叶った一時だった。

右手には薬師岳。改めて薬師岳は登るよりも眺めるのに値する山だな、と思う。

雲ノ平キャンプ場を過ぎ、いよいよ祖父岳が大きく見えてくる。

祖父岳のカールに雪田が残る。何かの形に見えなくもない。

岩の重なる登道を経て山頂へ。雲ノ平随一の展望台。段々と雲が出てきたがまだ水晶岳が見える。

鷲羽岳とワリモ岳が近い。

こちらは薬師岳。堂々たる風格が視界一杯に入ってくる。


右手には薬師岳。改めて薬師岳は登るよりも眺めるのに値する山だな、と思う。

雲ノ平キャンプ場を過ぎ、いよいよ祖父岳が大きく見えてくる。

祖父岳のカールに雪田が残る。何かの形に見えなくもない。

岩の重なる登道を経て山頂へ。雲ノ平随一の展望台。段々と雲が出てきたがまだ水晶岳が見える。

鷲羽岳とワリモ岳が近い。

こちらは薬師岳。堂々たる風格が視界一杯に入ってくる。

黒部五郎岳。大分近く感じられるが、道のりはまだまだ遠い。

(終わり)

(終わり)