心の山を歩いていこう!

単に山頂を目指すより、山歩きそのものを楽しみたい。
そんな思いを備忘録として綴ります。

令和元年五月の槍ヶ岳へ。(初日)

2019-05-09 19:00:16 | 登山
今年の五月の目玉は槍ヶ岳。
槍ヶ岳へは何度か行っているが、残雪期はかれこれ三年振り。
10連休も終わり、きっと山は静寂を取り戻した頃だろうから、この時期にと予定を合わせる。



バスを降り、川沿いの遊歩道に出ると、青空に映える穂高連峰が見える。何度も見てきたこの光景だが、今日の景色が今迄で一番だと感じる。




定番中の定番、河童橋からの一枚。
惚れ惚れしてしまう光景に足が前に進まない。




小梨平を行けば、木々の間から明神岳が見える。




いつもは会話が飛び交う林道も今日は人影が無く、鳥の声が響くのみ。




梓川の向うに明神岳が聳え立つ。
何度も見ている光景なのに胸が躍る。

 


ザクザクの白砂の道を歩けば間もなく明神分岐となる。




今日明日に限って徳沢方面は通行止めなため、明神橋に向かう。




橋を渡れば、翡翠色に澄んだ梓川の流れが一望出来る。




対岸を見ると、川べりの木々がそろそろ芽吹きを迎えそう。新緑が映える梓川を見たくなる。




長く単調な森の景色。そろそろ飽きてくる頃。




木々の向うに前穂高岳が覗く。
この角度からだと一層迫力が増す。



新村橋を渡る。吊り橋なので揺れが怖いが、梓川の景色がそれを忘れさせてくれる。




橋の途中で振り返れば、前穂高岳が全容を見せる。




横尾への途中には二輪草がぼちぼち咲き始める頃なのに、まだ蕾は目立たず、森の色合いが暗いまま。




左側が開けると、梓川の向うに前穂高岳が見える。




登山道が残雪に覆われていたため、この先は川沿いの林道を行く。



そろそろ芽吹きを迎えるケショウヤナギは微妙な色合いが混じり合う。まさに今の季節ならではの景色。




今日は横尾でテント泊。
暮れなずむ前穂高岳を見上げる。



星の瞬く夜。
明日はいよいよ槍ヶ岳へ。
先ずは安全に。そして楽しめますように。

(続く)


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