心の山を歩いていこう!

単に山頂を目指すより、山歩きそのものを楽しみたい。
そんな思いを備忘録として綴ります。

森(盛り)だくさんの山、櫛形山、6月。

2017-07-01 22:35:34 | 山日記
山梨県に住んでいるのに、行ったことがなかった山、櫛形山。
今になって、またどうして行く気になったかというと、山梨県が発行している「森林スポット100選」に櫛形山の森林風景が選ばれていて、その景色を実際に見てみたいという気持ちになったから。


池の茶屋林道終点にクルマを停め、新道から「北岳展望デッキ」で夜明けを迎える。
北岳が宵闇から浮かび上がって来た。
こうやって北岳を眺めると思いが沸き上がる。「今年も北岳に行こう!」


シダを敷き詰めた絨毯の森を行く。緑の鮮やかさは今の時期ならでは。


モミジ沢へ下って行く。
今日はまだ登りらしい登りをしていないのに、どんどん下って行くのは、なんだか不自然な感じがする。


裸山のコルから微かな踏み跡をたどって裸山の山頂へ。今日一番の登りらしい登り。
山頂からは白峰三山が見える。晴天ではないが、ここからの一番の展望。


これから櫛形山へ向かう。
その途中にあったモンスターツリー(巨木、奇木)。森自体鬱蒼とはしていないが、所々にこういう木が現れる。


別のモンスターツリー。
霧に包まれた森、こんな木がぬっと現れたら怖い。


苔むす森に薄日が射し込んできた。


サルオガセ纏う木に日が当たり煌めいて見える。
霧の中の幻想的な風景だけでなく、こんな一面も良い。


ここで森が切れて、晴れていれば眼下に町並みが見えるだろうけど、ガスに包まれたまま。


櫛形山山頂は木々に囲まれ展望がきかない。



ここでも下草が鮮やかな絨毯の様。




今日ラストのモンスターツリーにお別れを告げる。
それにしてもなんという迫力!



櫛形山はキツくないのに、回りの景色を楽しめる良い山だった。
今の時期だけでなく、季節折々見所満載の山に違いない。
次に来るのはアヤメの時季になるかな。

(終わり)

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