三条の湯のキャンプサイトは渓流の側なため、予想より流れの音がうるさかった。寝たり起きたりの繰り返しだったが、長旅の一日の朝を迎える。
尾根の襞をトラバースし、渓流が見えて来た。昨日と同じで水の音が絶え間なく聞こえる。
木々の向うに視えるのは明日歩く尾根なのか。長い一日が頭にあるのでその先の事は考えも及ばない。
緩やかに下った先に小さな流れを渡る。
段々と植生が変わり、ダケカンバが目立つ。少しずつ登りが辛くなってきた。
狭く岩が目立つ尾根道。
まずは、サオラ峠へ向かう。
峠へはゆったりとしたアップダウンとなる。
尾根の襞をトラバースし、渓流が見えて来た。昨日と同じで水の音が絶え間なく聞こえる。
木々の向うに視えるのは明日歩く尾根なのか。長い一日が頭にあるのでその先の事は考えも及ばない。
緩やかに下った先に小さな流れを渡る。
せせらぎのせいか、ゆったりとした気分になる。
柔らかい朝の光が森に射し込んできた。
朝日差す森は一層鮮やかさが増す。
登山道というより、昔からの作業道だった道なのだろう。傾斜が緩く、登っている気がしない。
ハイキングコースの様な道。新緑の季節だけでなく、紅葉の時季はどんな森の景色に変わるか想像するのが楽しい。
気分良くサオラ峠へ到着。峠道のイメージとは違う広場の様な場所。
広くなだらかな尾根を行く。尾根と言っても先程と変わらない広葉樹の森。
次第に尾根が狭くなり、傾斜もキツさを増してきた。
おそらく熊倉山のピークを過ぎ、右に折れ下った場所から見える山並み。
柔らかい朝の光が森に射し込んできた。
朝日差す森は一層鮮やかさが増す。
登山道というより、昔からの作業道だった道なのだろう。傾斜が緩く、登っている気がしない。
ハイキングコースの様な道。新緑の季節だけでなく、紅葉の時季はどんな森の景色に変わるか想像するのが楽しい。
気分良くサオラ峠へ到着。峠道のイメージとは違う広場の様な場所。
広くなだらかな尾根を行く。尾根と言っても先程と変わらない広葉樹の森。
次第に尾根が狭くなり、傾斜もキツさを増してきた。
おそらく熊倉山のピークを過ぎ、右に折れ下った場所から見える山並み。
あれが前飛龍だろうか。ここからかなり登るようだ。
段々と植生が変わり、ダケカンバが目立つ。少しずつ登りが辛くなってきた。
狭く岩が目立つ尾根道。
まだ先は長いのに気持ちが萎える。
木々が途切れ、青空が見える。ようやく前飛龍に辿り着く。
今迄歩いて来た尾根を眺める。
木々が途切れ、青空が見える。ようやく前飛龍に辿り着く。
今迄歩いて来た尾根を眺める。
ここまででも結構な達成感があるが、
まだ予定の半分にも満たないと思うと先が思いやられる。
これから向かう方面を見る。まだこれ以上の高みを目指さなくてはならない。
シャクナゲ茂る尾根道を行けば、開花株に出会う。今回のコースの中で咲いていたのはここだけだった。
(続く)
これから向かう方面を見る。まだこれ以上の高みを目指さなくてはならない。
シャクナゲ茂る尾根道を行けば、開花株に出会う。今回のコースの中で咲いていたのはここだけだった。
(続く)