五月後半、瑞々しい緑が恋しくなる時季。さて、今年は何処へ行こうか。
林道はクルマの行き来を気にしなくて済むので、周りを眺めながら歩ける。思索の旅にもってこい。
緑の濃淡が溶け込む景色。やがては自分もこの色に染められそう。
渓流ははるか眼下を流れている。ようやく木々の間から見ることが出来た。
栃の木の大木。おそらくこの辺りの主(ヌシ)かもしれない。
前方木々の間から見えるのはどの山だろう。明日の自分が歩く山だろうか。
林道終点の橋の上からせせらぎを見下ろす。ここから登山道が始まる。
薄暗い森の中、翡翠色の滝壺が見える。
渓流の流れが緩やかになってきた。この辺りは森林公園の様な景色。
朽ちた大木。幾年の間この森を見守り、今は静かにその役目を終えたことだろう。
険しい断崖に付けられた細い道を行く。行けども行けどもまだ先は見えない。
煙が見えるとようやく三条の湯へ到着。
(続く)
奥秩父の山域でまだ足を運んでいない、飛龍山·雲取山が気になるので是非ともと思い、向かう。
第一日目は後山林道から三条の湯へ。
林道に入り、まず目に飛び込むのは艶やかな木々の緑。あまりの美しさにため息が漏れてしまう。
林道はクルマの行き来を気にしなくて済むので、周りを眺めながら歩ける。思索の旅にもってこい。
対岸の山々は天平尾根から伸びる山並みだろうか。緑の濃淡が一際目立つ。
谷間の道なので、渓流が響き渡るが、その中に細やかな滴りが耳に届く。
緑の濃淡が溶け込む景色。やがては自分もこの色に染められそう。
渓流ははるか眼下を流れている。ようやく木々の間から見ることが出来た。
右側を眺めれば、所々細い滝が
流れ落ちる。艷やかに光る岩肌が心に留まる。
崖の濃緑と天井を覆う淡緑のコントラストが美しい。
細い流れと苔むす岩肌。何気ない景色だが心が和み、足が止まってしまう。
次第に渓流が細くなり、林道との高低差も縮まってきた。
崖の濃緑と天井を覆う淡緑のコントラストが美しい。
細い流れと苔むす岩肌。何気ない景色だが心が和み、足が止まってしまう。
次第に渓流が細くなり、林道との高低差も縮まってきた。
栃の木の大木。おそらくこの辺りの主(ヌシ)かもしれない。
前方木々の間から見えるのはどの山だろう。明日の自分が歩く山だろうか。
林道終点の橋の上からせせらぎを見下ろす。ここから登山道が始まる。
薄暗い森の中、翡翠色の滝壺が見える。
渓流の流れが緩やかになってきた。この辺りは森林公園の様な景色。
朽ちた大木。幾年の間この森を見守り、今は静かにその役目を終えたことだろう。
険しい断崖に付けられた細い道を行く。行けども行けどもまだ先は見えない。
煙が見えるとようやく三条の湯へ到着。
ホッと安堵する。
今日はここでテント泊。
(続く)