心の山を歩いていこう!

単に山頂を目指すより、山歩きそのものを楽しみたい。
そんな思いを備忘録として綴ります。

新緑を求めて飛龍山、雲取山へ。(一日目)

2019-05-24 17:17:24 | 山日記
五月後半、瑞々しい緑が恋しくなる時季。さて、今年は何処へ行こうか。
奥秩父の山域でまだ足を運んでいない、飛龍山·雲取山が気になるので是非ともと思い、向かう。


第一日目は後山林道から三条の湯へ。

林道に入り、まず目に飛び込むのは艶やかな木々の緑。あまりの美しさにため息が漏れてしまう。




林道はクルマの行き来を気にしなくて済むので、周りを眺めながら歩ける。思索の旅にもってこい。



  
対岸の山々は天平尾根から伸びる山並みだろうか。緑の濃淡が一際目立つ。



 
谷間の道なので、渓流が響き渡るが、その中に細やかな滴りが耳に届く。




緑の濃淡が溶け込む景色。やがては自分もこの色に染められそう。 




渓流ははるか眼下を流れている。ようやく木々の間から見ることが出来た。 




右側を眺めれば、所々細い滝が
流れ落ちる。艷やかに光る岩肌が心に留まる。



崖の濃緑と天井を覆う淡緑のコントラストが美しい。




細い流れと苔むす岩肌。何気ない景色だが心が和み、足が止まってしまう。




次第に渓流が細くなり、林道との高低差も縮まってきた。




栃の木の大木。おそらくこの辺りの主(ヌシ)かもしれない。




前方木々の間から見えるのはどの山だろう。明日の自分が歩く山だろうか。




林道終点の橋の上からせせらぎを見下ろす。ここから登山道が始まる。




薄暗い森の中、翡翠色の滝壺が見える。




渓流の流れが緩やかになってきた。この辺りは森林公園の様な景色。




朽ちた大木。幾年の間この森を見守り、今は静かにその役目を終えたことだろう。




険しい断崖に付けられた細い道を行く。行けども行けどもまだ先は見えない。




煙が見えるとようやく三条の湯へ到着。
ホッと安堵する。
今日はここでテント泊。



(続く)






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