無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

コロナ対策・その16

2021年07月14日 11時44分47秒 | 健康の仕組み

風邪は、誰でも年に一度はかかる普通の病気ですが、これだけ科学が進歩しても、風邪を治す薬はありません。

風邪といえば、咳や熱や倦怠感や、のどや頭の痛み、食欲不振や下痢など多彩な自覚症状が出ます。

通常、風邪薬を飲むと自覚症状がとれますが、薬は頭の中枢神経に作用して熱や痛みなどを緩和するだけで、病気を治して自覚症状をとっているわけではありません。

 

新型コロナも同様で、もし、風邪を治す薬があれば、新型コロナも病気の人だけ治療すればいいわけですが、治す薬がないので、まだ病気でない人まで、世界中の人が、ワクチンを打っているわけです。

では、風邪を治すにはどうすればいいか・・・自覚症状をとればいいのです。

コロナが重症化しやすい基礎疾患も、緩和薬を続けるのではなく、体そのものを良くして自覚症状をとれば治るのです。

 

自覚症状をとるには、現代科学が、「バイキン」という病気の原因の自縛から抜け出さないといけません。思い切った、発想の転換です。

 

海の向こうは滝になっていると恐れる中世ヨーロッパの人の中で、コロンブスは、海の向こうに行けば一回りして、またここに戻って来ると言って、新大陸を発見しました。・・・

そのくらいの発想の転換が必要な時です。


コロナ対策・その15

2021年06月06日 20時18分55秒 | 健康の仕組み

風邪薬が出来ればノーベル賞ものだと言われます。

実は、風邪を治す薬はないのです。

風邪の原因になるコロナウイルスはもともと4種類あり、普段風邪ひいても死ぬほどでもないのは、ほとんどの人は一度は感染してこれらの抗体を持っているからです。

現代人は、風邪をひくと薬を飲み、薬で風邪が治ったと錯覚しています。・・・

 

しかし、今のコロナ禍を見ると、薬で風邪を治すことはできないことがよく分かるはずです。

また、基礎疾患のある人はコロナが重症化しやすいともいわれます。

基礎疾患というのは、慢性的な生活習慣病です。

 

生活習慣病は、生活習慣の歪が、20年も30年も積み上がって起こる病気です。

それは、飲み会でたまたまコロナに感染するのと違い、20年も30年もかけて起こる病気なのです。

ですから、本当は、その20年30年の間に高血圧でも糖尿病でもガンでも治す機会も予防する機会もいくらでもあるはずなのです。

 

しかし、基礎疾患が治らないことを前提にして、それがあるとコロナが重症化しやすいと、まだ十分吟味されているとはいえないワクチンに頼ろうとしているのは不思議な状況かもしれません。


コロナ対策・その14

2021年05月08日 07時38分31秒 | 健康の仕組み

コロナの変異株が広がっていますね。・・・

昔から、病気が流行っても病気になる人ならない人がいることは知られており、現代医学は、病気になる人の研究が中心です。

しかし、今の新型コロナを見ていても、感染しても発病しない人の方が圧倒的に多く、そちら側からの研究も大事なのです。

元気な人はどうして病気をしないのか? ・・・

そのテーマで研究をして、そちら側から視た病気の治療を考えれば、もっと違う答えも出るはずです。

例えば、吸玉もその一つです。

カッピングすると、免疫も含めて体が強化されます。そして、その力で病気を治すわけです。

吸玉の治療効果の一つとして、カッピングをすると皮膚から大量の炭酸ガスが抜けていきます。

すると、体内の気圧は下がりますから、酸素は自然と体内の奥深くまで浸透していきます。

体内の気圧を下げないまま、今やっているような強制的に酸素ボンベから酸素を送るよりも、はるかに効率がいいわけです。


コロナ対策・その12

2021年03月07日 09時53分29秒 | 健康の仕組み

新型コロナのワクチン接種が始まりました。

ワクチンは人工的に抗体を作る、元々人体に存在する免疫の仕組みです。

自然治癒力を高めるのが東洋医学ですが、なかでも、免疫に気付いたのは日本の医学者達だったのかもしれません。

江戸時代の後藤艮山は「万病は、一気の留滞より生ず」と唱え、吉益東洞は「万人同じ、物を食べ、風にあたっても、食傷、あるいは風邪ひく者とひかない者がある」と述べて、免疫の存在に気付いています。

これを科学的に解いたのは、大阪帝国大学教授の片瀬淡博士で、博士は、・・・
 血液がpH7.2~7.4の弱アルカリ性では、たとえ病原菌や冷え込みが作用しても発病しないと述べ、それをもとに肺結核を吸玉で治したのが黒岩東五です。

ワクチン接種に異を唱えているわけではなく、新型コロナに感染しても重症化しないで治る人がいるわけです。

そして、そのことをもっと考えることも必要だと思うわけです。


コロナ対策・その10

2020年12月30日 18時31分49秒 | 健康の仕組み

重症化したコロナに使うエクモは、肺の代用装置ですが、吸玉療法では、肺の代用を皮膚ですることができます。

肺は動脈を使って全身に酸素を供給しますが、皮膚には動脈のようなはっきりした器官がありません。

しかし、経絡によって内臓の奥深くとつながり、そして、皮膚呼吸の働きは、動脈を使った肺呼吸では届きにくい体の深部や、弱った部分の呼吸の補助をしているようです。

そして、皮膚呼吸の主な働きは炭酸ガスの排出です。

呼吸の基本は、まず息を吐くことです。息を吐き出せば無理なく息を吸うことが出来ます。

同じ理屈で、炭酸ガスが抜けると、不活発な部分や体の深部に酸素が浸透します。

なぜ皮膚も呼吸をしているのか?…

…正に、今のこのような危機を乗り切るために進化した呼吸の2重構造で、今こそこれを使わない手はないはずです。

ただ、公による吸玉の科学的検証はまだ済んでおらず、この際それを是非やって活用してほしいのです。


コロナ対策・その3

2020年05月31日 22時03分23秒 | 健康の仕組み

理髪店の赤、白、青のサインポールの由来をご存じでしょうか?
中世ヨーロッパの理髪店が、兼業で外科手術もやっていた、その名残りです。

外科といっても、体に切り傷を入れて瀉血をし、そのあと止血をするだけですが、なんのためにそんなことをしていたのかというと、その頃、中世ヨーロッパではペストによるパンデミックが起こっていたからです。
14世紀には、ヨーロッパの人口の3分の1の死者が出るほど、今のコロナとは比較にならないパニックが起こっていたのです。
ところで、私は、カッピング(吸玉)療法をやっていますが、カッピングを始めた頃(40年くらい前)はB型肝炎が流行っていたころです。
しかし、B型肝炎は吸玉でよく治っていました。
それに、吸玉すると、インフルエンザを含めて風邪がよく治ります。
これらは、いま猛威を振るっているコロナと同じウイルス性の病気です。
ウイルスに効く薬はなく、今でもウイルスに対抗できるのは、自己免疫力だけです。
吸玉療法では、病気の程度がひどいときには、直接悪い血液を出してしまう治療もします。
中世ヨーロッパの理髪店でやられていた瀉血は、簡単に大量に血液を出すことが出来る方法です。
しかし、これは、吸玉療法で出す悪い血液とは全く別物で、血管の血液を出しているだけなのです。
パンデミックにより、吸玉療法の真の意味を理解しないまま、形だけ真似て、極度のパニック状態でやられた愚行だと思います。
しかし、このことが今でも吸玉療法と混同され、誤解の原因にもなっていると思います。
ただ、体に溜まった悪い血液をとれば免疫が強化されるという考えは、間違ってはいません。
現代人は様々なものに守られ、むしろ、体も免疫力も弱体化しています。
これから、コロナよりはるかに感染力もあり、強力なウイルス性の病気が来ないとはいえません。
今こそ、吸玉療法を活用すべき時です。
ぜひ、私の吸玉療法のホームページをご覧ください。そして、応援してください。

https://marko34art.wixsite.com/hamagutisuidama


万病一元

2020年02月28日 07時09分49秒 | 健康の仕組み

「万病一元」説をご存知でしょうか?

細菌病理学説によると、病気は、バイ菌やウイルスなどの外因によって起こるとされています。
ところが、江戸時代に後藤艮山が「万病は、一気の留滞より生ず」といい、吉益東洞は「同じ風にあたっても、皆等しく風邪ひくわけではない」と、『万病一毒』説を唱えました。 

それを引継ぎ大阪帝国大学教授の片瀬淡博士は、万病は、血液の酸とアルカリのバランスの崩れから起こるとし、血液がpH7.2~7.4の弱アルカリ性のときには、たとえ菌やウイルスが入ってきても病気は決して起きないと述べました。

1987年に、米国の大学教授をしていた利根川進は、体外から“どんな種類の外敵”が侵入しても対応できる「抗体」を、すぐに“作る”ことができる免疫システムを解明し、ノーベル賞を受賞しました。

今、まさに、世界中が新型コロナウイルスに震撼させられていますが、・・・
「万病一元」の病理観では、免疫が正常に働けば決して病気にならないわけです。

手洗いうがいの奨励に異をはさむわけではなく、ただ、恐いのはパニックかもしれず、バランスのいい食事や睡眠と休養などに心を配り、もうすぐにお彼岸ですし、暖かくなればウイルスも下火になるのではないかと思われます。


新型コロナウイルス

2020年01月26日 12時24分26秒 | 健康の仕組み

このところのニュースは、新型コロナウイルスでもちきりです。
今発表されているのは、感染しても発症しない例や軽症例より、重症例が中心ですから、どの程度の危険性があるかはまだよく分かっていません。

ウイルスを殺す薬はありませんが、ウイルス感染しても体内の免疫がすぐに撃退して、病気になることはまずありません。
ウイルスに対する抗体は変幻自在に変化でき、どんな新種のウイルスでも撃破できるといわれています。
ウイルスにワクチンを使いますが、ワクチンはウイルスを弱毒化して接種し、まえもって抗体を用意しておく治療法です。
ウイルスは非常に小さい病原体です。
たとえば、バイ菌がサッカー場くらいの大きさとすると、ウイルスはサッカーボールくらいしかありません。
ですから、ウイルスが体内に侵入してきても、免疫がすぐに発見できるか難しいわけです。
ですが、免疫の能力が高いときは、すぐに発見して撃破し、元気なときは病気にならないわけです。
ですから、こんな時期、まずは睡眠と休養をよくとり、バランスいい食事をして、自己免疫力を維持することが大切です。


お風呂と健康

2019年12月26日 18時05分11秒 | 健康の仕組み

年の瀬も押し詰まりました。

この冬は暖冬といいますが、しかしやっぱり冬は寒いです。

寒いときにはなんといっても温かいお風呂が一番です。

 

お風呂に入るとポカポカするのはなぜか?

 

直接お風呂で温もるのはもちろん、風呂に入ると水圧で太ももの周囲は1~2センチ、お腹は3~6センチもひき締まるといいます。

たとえば、脚にうっ血などあれば、水圧でギューっと心臓にうっ血した血液を押し戻し、風呂からあがれば心臓からタップリ酸素を含んだ血液が戻ってきます。

 

酸素が充分に行き渡ると、細胞内のミトコンドリアはフルパワーでエネルギーを増産します。

ですから、お風呂で直接温もるだけでなく、体自身も暖かくなり、お風呂に入ると温もるわけです。

 

また、全身には五臓六腑の経絡が流れていますから、入浴は全身まるごと同時に指圧しているようなものです。

慌ただしいこの時期こそ、たっぷりの湯船にしっかり浸かって、ゆっくりバスタイムをエンジョイするのもいいかもしれません。