ビタミンCは美容によいというイメージがすぐにわいてきますが、ビタミンEは何に良いかといわれても、とっさに頭に浮かんできません。
老化は、細胞が活性酸素によって酸化されることで起こるといわれますが、ビタミンEはそれを防ぎ、特に脂質の酸化を防ぐ大切な働きをします。つまり、ビタミンEはアンチエイジング、抗老化ビタミンといえるわけです。
ビタミンEを多く含む食材は、植物油やアーモンドやたらこ、卵などです。
野菜ではほうれん草やかぼちゃなど。その他、キウイフルーツ、エビ、カニ、うなぎ、マヨネーズ、フライビーンズ、ポテトチップスなどです。
マヨネーズやフライビーンズやポテトチップスにビタミンEが多いのは、卵や植物油を使っているからだとおもいます。
活性酸素を無害化したビタミンEは、活性酸素を消す力がなくなります。
しかし、ビタミンCにはそれを元に戻す働きがあり、ビタミンCによって再生されたビタミンEは、再び新たな活性酸素を消すことが可能になります。
つまり、ビタミンEはビタミンCと共に摂った方がよりパワーアップするわけです。
これから春に向かって日差しが強くなると野菜にもビタミンCが増えてきます。
採りたて新鮮野菜を植物油で調理して摂ると、ビタミンE・Cを兼ねた美容とアンチエイジング食になるとおもいます。