風邪は、誰でも年に一度はかかる普通の病気ですが、これだけ科学が進歩しても、風邪を治す薬はありません。
風邪といえば、咳や熱や倦怠感や、のどや頭の痛み、食欲不振や下痢など多彩な自覚症状が出ます。
通常、風邪薬を飲むと自覚症状がとれますが、薬は頭の中枢神経に作用して熱や痛みなどを緩和するだけで、病気を治して自覚症状をとっているわけではありません。
新型コロナも同様で、もし、風邪を治す薬があれば、新型コロナも病気の人だけ治療すればいいわけですが、治す薬がないので、まだ病気でない人まで、世界中の人が、ワクチンを打っているわけです。
では、風邪を治すにはどうすればいいか・・・自覚症状をとればいいのです。
コロナが重症化しやすい基礎疾患も、緩和薬を続けるのではなく、体そのものを良くして自覚症状をとれば治るのです。
自覚症状をとるには、現代科学が、「バイキン」という病気の原因の自縛から抜け出さないといけません。思い切った、発想の転換です。
海の向こうは滝になっていると恐れる中世ヨーロッパの人の中で、コロンブスは、海の向こうに行けば一回りして、またここに戻って来ると言って、新大陸を発見しました。・・・
そのくらいの発想の転換が必要な時です。