無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

心と健康

2014年03月07日 15時19分26秒 | 漢方と健康

 

昔の人は、心は心臓にあると考えていたそうです…

ですが、その考え間違っているといえるのでしょうか。

恋をすると、胸がトキメキますよね…

 

解決できそうもない悩みごとがあると、胃がキリキリしますし。

漢方では、怒りと肝臓、喜びと心臓、思い悩みと胃、悲しみと肺、恐れと腎臓・膀胱が関連し合うといいます。

物事に動じない事を“肝が据わる”といいます。一球入魂の“魂”というのは肝臓から生じる精神作用と漢方では考えるようです。

漢方の病理観は、単に病気か病気じゃないかではなく、五臓六腑の働きがより充実しているかどうかを重視します。

たとえウイルスやバイキンに感染しても、五臓六腑がよりよく働いているほど、なかなか発病しなくなります。

大事な時、五臓六腑の働きが充実していると、平常心を保つことができ、金メダルを逃すこともなくなるかもしれません。

また漢方の病理観に立てば、たとえばうつ病のような精神的な病気であっても、五臓六腑を充実させることによって克服もできるわけです