無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

糖尿病と健康

2010年10月20日 15時34分00秒 | Weblog

朝夕*(コム)*寒いくらいになりましたが、運動不足を解消するには快適な*(紅葉)*季節ですね。

運動不足というと*(ケーキ)*糖尿病ですが、いま日本の糖尿病患者はおよそ890万人、予備軍を含めるとおよそ2200万人といわれています。

いまの*(日本)*日本の人口がおよそ1億2730万人といいますから、日本人の5人か6人に一人は糖尿病患者かその*(ビー)*予備軍ということになります。

食事をすると、*(おにぎり)*炭水化物はブドウ糖に分解されて血糖値が上がります。血糖値が上がると、膵臓から*(キラキラ)*インスリンが分泌されて、血液中のブドウ糖は全身の筋肉の細胞に取り込まれていきます。

さらに、余分なブドウ糖は、肝臓で*(ハート6つ)*グリコーゲン(単糖類の集合体)にして貯蔵をし、血糖値は下がります。

また、空腹になって血液中の糖が下がってくると、膵臓からグルカゴンが分泌されて、貯蔵されていたグリコーゲンは*(ハート3つ)*ブドウ糖に戻されて血糖値を上げます。

他にも、血糖値をあげる*(星)*アドレナリンやコルチゾールや成長ホルモンといったホルモンにより、血糖値はかなり狭い範囲の値に保たれています。

私が*(ノーティー)*少年だった昭和30年代の頃は、糖尿病は珍しい病気でしたが、それは、食事内容が貧しく、ほとんどの仕事は*(グー)*体力勝負でしたから、ブドウ糖を筋肉に取り込むのに大してインスリンに頼らなくても済んでいたからです。

しかし、運動不足と*(天丼)*飽食が今日のように慢性化すると、エネルギー源として求めてもいない筋肉に大量のブドウ糖を押し付ける格好になるために、インスリンが余分に必要になります。

インスリンを余分に要求されつづけると、膵臓はやがて疲弊し、その結果インスリンやグルカゴンの分泌が*(雷)*狂ってしまいます。

また、インスリンの刺激に*(退屈)*慣れてしまった筋肉や肝臓などの細胞も、それまでのインスリン量では働かなくなり、血液中のブドウ糖は行き場がなくなり、血糖値の高いままの「糖尿病」がおこるわけです。

糖尿病には*(サッカー)*運動や*(りんご)*食事改善が大切といわれますが、漢方には三焦経(さんしょうけい)といわれる、手の中指と薬指から肩への流れと、首から顔面、肩からへその下へ流れる、ホルモンを整える経絡もあります。

他にも、*(涙)*膀胱や胃や肝臓の経絡も糖尿病にはいいとされています*(笑顔)*


ゲゲゲと健康

2010年10月04日 18時05分00秒 | Weblog

朝の連続*(テレビ)*テレビ小説を久し振りに*(うるうる)*観ましたが、『ゲゲゲの女房』終わって“ちょっこし”寂しいです。

*(学ラン)*10代から20代の頃は『あしたのジョー』など結構*(ハート3つ)*夢中になり、手塚治虫の『火の鳥』全巻は今でも療院の待合室に置いているくらいで、『ゲゲゲの女房』も、そんなマンガ好きだった頃の懐かしさから見始めたようです。

水木しげるさんも、ご夫人と一緒に、いろんなテレビ局で引っ張りだこのようでした。

*(ケーキ)*甘い物好きで、テレビ局の人が対談の手土産に持ってきた*(中華まん)*饅頭なんかをその場で遠慮なくパクつくマイペースぶりは、健康のいい参考になるなァと思いながら観ていました。

今年88才だそうですが、対談で、「80代になると体が*(困る)*動かなくなるのかと思っていたら、若い頃と大して*(ニヤ)*変わらない」というような内容の話をされていました。

確かに、80代といっても元気な方は何でも自分のことはできますし、仕事も*(チョキ)*現役でやっている人もいるくらいですし、第一、新しく*(キラキラ)*生まれ変わる細胞に、年の差はないようなのです。

私たちの体は、3ヶ月もすれば*(コム)*別人になってしまうくらいの新陳代謝をしているそうですが、新しく生まれ変わる80代の人の細胞は、老化した細胞かというと、そうでもなく、*(ハート目)*赤ちゃんの細胞と別段変わるところはないようなのです。

では、*(晴れ)*若さと老いの違いは何かというと、60兆個の細胞から成り立つ私たちの体の、60兆個の細胞の総合力というか、つながりの違いではないかと思うのです。

国でたとえれば、今の*(日本)*日本と、高度成長期の頃の一人ひとりの人間の総合力の差みたいなものでしょうか。又、*(ストロール)*病気と*(チアフル)*健康の違いは、戦争のときと、平和なときの一人ひとりの国民の総合力の違いみたいなものでしょうか。

とにかく、人の体は、*(ハート)*心臓や肝臓や胃などの部品を寄せ集めた*(車)*機械のようなものではなく、60兆個の、一粒一粒の細胞の総合力で生きていて、体質の良し悪しも、そのつながりの差なのだろうと思うのです*(笑顔)*