夏の終わりと、冬の終わりには、痛みが出ることがあります。
それには、メンテナンス・ペインといって、修復・手入れのための痛みがあります。
体には自然治癒力といって、怪我や風邪や食中りなど、治療をせずに放っておいても治る仕組みがあります。
そして、体が自分自身を治すときには、痛みが出るのです。
夏と冬は黙っててもエネルギーを使い、体にとっては過労しやすい時期です。
過労の程度がひどくて抜けきれない時に、夏や冬の終わりには、修復・手入れのためのメンテナンス・ペインが出て疲れを取り、体を健康な状態に維持しているのです。
メンテナンス・ペインは一時的なものです。
しかし、メンテナンス・ペインが出た時は、睡眠と休養をよくとり、新鮮な果物と野菜と、あっさりした消化のよい食事をとり、ゆっくりお風呂に入るのもいいかもしれません。