オットがお休みだったので、
1日自由時間をもらい、
仙台の街へ冬セールを見に行った。
目をつけていたものがあったのだが、
試着をしてみると形が今一つで断念。
ほかにも「欲しい!」と思うものには
巡り合えず、買い物は不発に終わった。
だがしかし、
思いがけない収穫があって、
きょうの外出には大変満足している。
立ち読みで読破した「電車男」が
とてもおもしろかったのだ!
最初手に取ったのは、
「なんだかすごく話題になってるし、
どんなものだかちょっと見てやれ」
ぐらいの軽い好奇心から。
これが意外にはまってしまった。
想像していたよりも
電車男さんがとてもいいヤツだった。
誠実で、天然で、必死で。
何よりノンフィクションの
臨場感がある。
「めしどこか たのむ」の下りなどは
ドラマとしても秀逸で、
本人と外野のドキドキがよく伝わってきた。
実際に見たことはないが
悪名高き2ちゃんねる。
目も当てられないような悪口雑言、誹謗中傷も
多いと聞いている。
それでも、この本に掲載されているやり取りが
実際に行われていたと言うのなら、
やはり私は性善説を支持しないわけにはいかない。
本屋を2軒はしごして読み終えたときには
爽快であたたかな感動に包まれ、
話題になるのもよくわかった。
え?・・・はい、本日仙台駅構内の本屋で
「電車男」を読みながらうるうるしていた
怪しい女は私です。
いい加減、立ち読みで泣くのは止めたほうがいいよね。
もういい大人なんだから…。