スポーツマンシップ

ファイティング原田や大場政夫のようなチャンピオンにはいつも耐える
美しさがありファンも多かった。

もちろん彼ら二人に限らず多くのボクサーは誰もが耐え抜いて勝利を掴んだものだ。

しかし、亀田家の親子にはそれが当てはまらない気がしてならない。
勝てなければ不平不満を遠慮なく吐き捨てる。

その性格が試合にも表れているのだろう。
どんな汚いことをしても勝利を掴む。

スター扱いの後、今は迷惑な存在。
これほどトラブルを起こして目立ってもファンは納得はしてくれない。

ハングリー精神からサクセスロードを夢見る今後の若者たちに与える影響は大きい。
殴り合いと言えば野蛮だが、どんなスポーツより過酷であるボクシング。

緊張感あふれる打ち合いに人は魅かれる。
知らぬ間にこぶしに力が入ってしまうこともしばしば。

それは素晴らしい試合である証拠。下品なことを望んではいない。
他のスポーツ以上にスポーツマンシップが要求されるように思う。

本当のボクシングファンは素晴らしい試合を望んでいるのだ。


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