先日電車に乗っていて、人身事故により、駅ではない所で電車が停止した。
「アリさま」も、あと10分も乗っていれば目的の駅に着く所で、少々
困ってしまいましたが、
乗車している人々の会話がいろいろと聞こえてきました。
「駅に着いていれば、降りられて、すぐに移動できるのに・・・」
「どうやって○○まで行こう・・・」
「人身は、破片とか片付けるのに時間がかかるから大変だ・・・」など。
皆、まずは自分の事。
轢かれた人がどうなったとか、どうしたんだろうとか、そういった事には
誰ひとり関心を寄せている人はいませんでした。
ここにもし、将来を担う子供がいて、この大人同士の会話を聞いていて、
どう思うのか、心配になりました。
じゃあ「アリさま」も、この事故の情報を聞いた「瞬間、どう思ったか」と
いうと同じだったかもしれない。
都市だと、他人に対する興味が本当に弱い。
昔、実験をした人がいましたが、道端で人が倒れていて、その人を気にして
助ける人は、都市部よりカントリーサイドの方が圧倒的に多いというデータ。
「アリさま」もまだまだ自分中心に、勝手に生きているなぁ・・・・
まずはどんな時でも、他人の事を最初に心配できる人でありたいな、
と反省した春の一日でした。