読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

脳の疲労(朝のダルさ)

2021-08-09 06:30:00 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!
暑い上に台風の影響で体がダルいと感じる人も多いと思います。そんな時こそ、歩きしっかり氷冷しましょう♪

朝起きたときに倦怠感がある人は、脳の疲労が取れていない証拠かもしれません。自律神経を整えなければ、熟睡できずしっかりと脳疲労を取ることができません。

疲れの正体は、脳の視床下部や前帯状回にある自律神経の中枢の疲れであり、体が疲れているというのは錯覚であることが多いそうです。生命活動機能をコントロールするのはすべて自律神経です。

暑い中にいたり、長く動いていると自律神経に負荷がかかり、疲れてしまいます。疲れた自律神経は「命を守らねば」と防衛本能を働かせます。すると、眉間付近にある眼窩前頭野(がんかぜんとうや)へ司令を送り、これ以上動かないよう「体が疲れた」と勘違いをさせます。これが普段感じている疲れの実態です。

さらに、年齢ととともに自律神経自体のパワー値が減り、耐えうる負荷の大きさも小さくなっていきます。年齢を重ねるにつれて疲れやすくなる原因はこのパワー値の低下もあります。パワー値は、50代になると20代の頃の3分の1になるといいます。歳をとるにつれ、毎日疲れるのは当然のこととも言えます。

しかし、しょうがないと諦めてはいけません。諦めて何も対策しなければ、酸化していくばかりで、さらに疲れた体を作ってしまいます。何度か言っていますが、老化は止められませんが、補強はできるのです。

歩くことで、自律神経を鍛えることができます。

自律神経には緊張・興奮状態で働く交感神経と、リラックスしたときに働く副交感神経があります。歩行は、自律神経の「交感神経」と「副交感神経」のレベルを上げてくれます。

歩いている時は負荷がかかっていても、それをやり終えた時に“気持ちよさ”や“達成感”が得られることがポイントです。

歩くこと、すなわち足を動かすことは自律神経を良い方に導きます。悩みのある時も、歩きながら考えると悩み(ストレス)も減ります。

「足を動かして、頭を休める」ことが大切なのです。歩いて足を動かすことは、頭を休めるために有用です。結果的には、上手に頭を使うことにもつながるので一石二鳥です。

現代人は足を休ませて頭だけ使う傾向にありますが、体の造りとしてはその逆が望ましいのです。足を使うことは副交感神経を、色々と考え悩んで頭を使うことは交感神経を高めます。

リラックスして副交感神経が優位になる時間を増やすことが、疲れ対策には効果的です。

さらに、体に指令を出し続ける脳は眠っているときにしか休むことができないので、深くぐっすり眠ることも重要です。疲労回復のために最も重要なのが、言うまでもなく睡眠です。脳の疲れは寝ることでしか回復できません。

寝付きが悪いという人は、就寝前に白湯を1杯飲むのも良いかもしれません。トイレに起きたくなくて寝る前の水分摂取を控えるのはNGです。睡眠中、脱水状態を起こすと自律神経に負荷とストレスがかかり、眠りを浅くする要因になり得ます。白湯で胃腸を温めると副交感神経が優位になり、眠りにつきやすくなります。

朝起きてダルさを感じるならば、まずは軽く歩いてみることをオススメします。