







庭の柿の実が色づき始めた。
だいぶん、ヘタ虫にやられて落下したものの、まだまだ、枝もたわわにぶら下がっている。
写真を撮りたいが、パソコンの調子が悪くて取り込めない状態なのであきらめる。
大きな柿の木の上に蒼い空が広がり、白い雲が流れている。
おーい、雲よ~
突然、浮かんだ言葉。
なんか、そんな詩があったような。
智恵子抄だったかしら?
高村光太郎だったかしら?
敢えて、追求しないことに。
白い雲を見ていると 心が ふんわりと暖かくなる。
子供の頃、『 のんちゃん 雲に乗る 』 と、いう映画を見た。
鰐淵晴子さんが主人公の女の子。
原節子さんがお母さん。
徳川夢声さんが雲の上の神さま。
あの頃は 純真無垢。
おーい 雲よ~
暫し、現実からの逃避。

