めんどりおばあの庭

エッセイと花好きのおばあさんのたわ言

庭仕事とお赤飯

2014-10-19 18:46:35 | 日記
                                  
                     
爽やかな秋晴れでした。
  秋植えの苗が届きましたので、今日は一日中、庭仕事。 
  親方に培養土をD2で五袋買ってきて貰いました
  親方に、そろそろ車の運転をやめて欲しいと思いながら、こんな時は便利に用事を
  頼む私は自己中心的な人間です
   
  午前10時から、先ず塀の外のプランターの整理から始めました。
  台風シーズンが終わるまでと枯れかかった花をそのままにしてありました。
  プランター、外だけで20個はありますかしら。
  後はハンキングの鉢が数個。

  作業をしていると、自転車で通りかかった顔見知りの方から声がかかりました。
  「お花の手入れでございますか。大変でございますね」
  近くにバス停があり、いつも通りすがりに言葉を交わすお方です。
  私と同年配のお上品な奥様です。
  今時、珍しいくらい丁寧な言葉づかいをなさいます。
  ざーます言葉を使っていた祖母を思い出します。
  「奥様、お赤飯を召し上がりませんか?」
  突然のお言葉に私は?
  「お赤飯は大好きですけれども・・・」
  自転車の前籠から、ビニールの袋を取り出しながら
  「お赤飯をたくさん作りまして、お友だちの所にお持ちしたらお留守でしたの」
  と、私に差し出されます。
  私たち、お赤飯を頂くような間柄ではございません。
  「でも・・・」と、当惑する私
  「いつも、綺麗なお花を見せて頂いていますので、お礼の気持ちです」 って。
  「そうですか・・・」 
  私、受け取ってしまいましたのよ。 
  「ちょっと、お待ち下さい。柿を召し上がりますか。丁度、もいだのがありますので」
  私、慌てて家から柿を10個ばかり袋に入れて持ってきました。
  「まあ、私、柿が大好きですのよ。申し訳ございません」
  「こちらこそ、遠慮なく頂きます。お赤飯は夫の大好物ですのよ」
  「左様でございますか。よかったですわ」

  自転車で去って行く奥様の後ろ姿を見送りながら、
  私、さるかに合戦の昔話をを思い出してしまいました

  1時半に家に入り、頂いたお赤飯と親方が焼いてくれたぶりの照り焼きで昼食。
  お赤飯ごま塩付きで美味しゅうございました。

  お昼休憩中にブログを開いてコメントのお返事。
  慌てていて、ろくに確認せずに誤字、脱字のまま送信。
  失礼申し上げました   

  やり始めると止まらないのが私の悪い癖。
  午後の作業が終わったのは四時半でした。
  まだ、苗が残っていますし、庭まで手が回りませんでしたが、足が痛くて終了です。

  久し振りに庭仕事をしましたという満足感を味わいました。
  お赤飯もごちそうになりましたし、良い日でした。

           
                      昨年のビオラ

           
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大輪の菊

2014-10-19 00:00:00 | 日記
                                 
知り合いの方から珍しい鉢物を頂きました。
  万年青と言われた姿は君子蘭に似ています。
  変わった花が咲いています。
  我が家にも普通の万年青があります。
  気がついたら赤い実がなっていて、花が咲いているのを見たことがありません。
   
  私は皐月、君子蘭などの鉢植えを育てるのが下手なのです。
  折角、頂いても枯らしてしまうので今回もお断りしたのですが、
  増えすぎて困っているからぜひにと持ってこられたのです。

  この万年青、調べると高級な万年青のようです。
  「萬豊」という名前かしら?
  親方も鉢物の管理は私より下手。 
  さあ、責任重大、どうしましょう。


                   マユハケ万年青?

                

 一緒に菊の切り花も頂きました。
  露地栽培だとおっしゃっていましたが立派な出来です。
  まるで祝賀会で来賓客が胸につける大輪の菊の花のようです。

  菊の香りが郷愁を呼び覚まします。
  白い大輪の菊は寡黙な父を思い出させます。
  子供の頃、我が家の玄関先に咲いていた白い大輪の菊。
  母に叱られて、罰として外に立たされた私。
  菊の花びらを摘んで遊んでいると、父がそっと家に入れてくれました。

  







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