楽しみにしていた映画、『ガチ星』観てきました。
スポーツ映画というより、人間ドラマという感じの仕上がりです。
プロ野球選手だった主人公の濱島。
酒、タバコ、借金、不倫、パチンコの全部盛り男が競輪学校に入って選手になり、選手になってからもろくすっぽ練習しないで荒れまくる。
そのダメ男ぶりはかなり長いこと続くので、まさか最後までコレで行くの?と一瞬不安になりました(笑)
でもダメっぷりに鬼気迫る走り、この役者さん、とても魅力的だなぁと感じました。
そして同県同期の久松君。
走りがフラついているのが気になって(これで白帽かよ!という感じ)、頼むから危ないから真っ直ぐ走ってくれーとヒヤヒヤものでしたが、イケメンでいい役者さんでした(フォローになってない?!)。
と、なんかイマイチな評価みたいに聞こえますが、総合的にはとても良かったです。
選手の誰もが、その人だけの「何か」を抱えながら走る。
所詮「俺たちは博打のコマ」と言いながら、そこに込める思いの強さ、熱さがひしひしと伝わってくる映画でした。
お時間のあるかたは是非観て欲しいです。