先日テレビで『迫害に立ち向かったユダヤ人教師』という番組をやっていました。
ドイツでナチスによるユダヤ人迫害が強まっていく中、教え子たちを守ろうと、ありとあらゆる手を尽くして行動した女性教師の話しです。
番組は生き残った教え子たちとその教師の孫へのインタビュー、そして回想シーンとで構成されていて、優れたドキュメンタリー番組だと感じました。
その中で印象的だったのは、ユダヤ人が劣った民族であると大人たちが子供たちへ教えることで、弱い者から「いじめ」という形で迫害されていくさま、ユダヤ人への迫害が強くなっていく間も、大多数を占めるドイツ人たちは無関心であったこと、何が起ころうとしているのか全く知らずに過ごしていたことです。
そしてヒトラーはメディアをコントロールし、自分の言動がどうしたら一番都合よく民衆に伝わるかを研究し、次第に大衆を自分の側に付けていく。
私は学校で習う歴史は嫌いでした。
ただ物事を暗記するだけでしたから。
でも歴史を学ぶということは、覚えることではなく、考えることなのだと今は思います。
このドキュメンタリーを作製したのは日本ではありません。
日本にはまだ、歴史を正確に見つめ反省し、愚かさを繰り返さないという決意には至っていないのだと思います。
いつかはそんな日が来るのでしょうか。
それとも、また同じ過ちを繰り返すのでしょうか。
ドイツでナチスによるユダヤ人迫害が強まっていく中、教え子たちを守ろうと、ありとあらゆる手を尽くして行動した女性教師の話しです。
番組は生き残った教え子たちとその教師の孫へのインタビュー、そして回想シーンとで構成されていて、優れたドキュメンタリー番組だと感じました。
その中で印象的だったのは、ユダヤ人が劣った民族であると大人たちが子供たちへ教えることで、弱い者から「いじめ」という形で迫害されていくさま、ユダヤ人への迫害が強くなっていく間も、大多数を占めるドイツ人たちは無関心であったこと、何が起ころうとしているのか全く知らずに過ごしていたことです。
そしてヒトラーはメディアをコントロールし、自分の言動がどうしたら一番都合よく民衆に伝わるかを研究し、次第に大衆を自分の側に付けていく。
私は学校で習う歴史は嫌いでした。
ただ物事を暗記するだけでしたから。
でも歴史を学ぶということは、覚えることではなく、考えることなのだと今は思います。
このドキュメンタリーを作製したのは日本ではありません。
日本にはまだ、歴史を正確に見つめ反省し、愚かさを繰り返さないという決意には至っていないのだと思います。
いつかはそんな日が来るのでしょうか。
それとも、また同じ過ちを繰り返すのでしょうか。