写真と本文は関係ありません。印象操作ってヤツですかね(笑)
写真はまくるを引き取る前に面会に行った時の写真です。捨てられていた兄弟みんな、現在は里親さんのお宅で幸せに暮らしています。
この猫たちは幸い里親さんが見つかったので良かったですが、ノラ猫たちは常に交通事故、動物虐待や殺処分などと隣り合わせの生活をしているんですよね。
さて、以下は社会の様々な問題に対しWeb上で問題提起し、署名活動等を行っている「Change.org」からの抜粋ですが、動物好き、猫好きのかたたちにとっては見過ごすことができない内容ではないでしょうか。
-----以下、抜粋。
現在、環境省は奄美大島のアマミノクロウサギの絶滅の原因がノネコであり、世界遺産登録を目指して「アマミノクロウサギを捕食するノネコ」の大量殺処分を計画しているそうです。
これに対し、獣医師たちが「根拠が怪しい」と疑義を表明し本日(2017年10月31日)記者会見を開く予定とのことです。
実際、2016年アマミノクロウサギの断定できた死因は交通事故が100%、2000~2013年の捕食による死亡は数%とのこと。
ノネコが原因という根拠は全くないわけです。
これを受け、公益財団法人どうぶつ基金が、沖縄県動物愛護管理センター、うるま市と島の方々と共同で一斉TNR(捕獲、避妊、リターン)を実施するそうです。
------以上、抜粋。
TNRに対しては糞尿被害がすぐになくなるわけではないとか、動物愛護団体の自己満足だとか言う人もいますが、元を正せば「飼えなくなった、要らなくなったから捨てる」という人間のエゴから発生したもの。
「飼えなくなったから安楽死してください」と動物病院に平気で連れてくる人もいるそうです。
そんな人間の身勝手さからノラにならざるを得ない猫たちに対してできる最善のことは、現在TNRでしかないと思います。
ノラ猫が1匹もいない街も寂しいなぁと思う気持ちはありますけどね。