三日月ノート

日々の出来事を気ままに。

こんな人もいるのね。

2018年01月30日 13時02分34秒 | よしなしごと
いや、ちょっと会社員に対してえらくバカにしているような内容のブログを見たのでね。

この世の中に会社がある限り会社員はいるわけで、フリーランスに向いている人もいればそうでない人もいて。

それをひとくくりにして「会社員は何も考えていない。無知の極み」と言い放つとはびっくりです。
「(彼らは)定年後に年金がすぐにもらえると思っている」って・・・そんな会社員はどれだけいるのか逆に知りたいです。無知はこのかたです。

他の投稿も見ましたが、低所得者や会社員、再雇用された人たちを見下ろしている感たっぷり。

お金がなければ生活ができないのはその通りでしょうが、今の日本の現状を見ると個人の努力だけではどうにもならない社会構造が出来上がっているわけで、それをあたかも個人の能力や努力不足として一刀両断に断罪するような物言いは空恐ろしい気がします。

いくら学歴や能力、お金があっても、そういう事を平気で言える人間にはなりたくないなと思いますね。

翻訳で「稼いでる」という人にはこういう人、目立つ気がしますが何なんでしょうね。

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TQE申込み

2018年01月28日 13時47分32秒 | 勉強

一番上に上ったのはいいけれど、どうやって下りようかと戸惑い気味です。

去年は全く英語関連の試験は受験しなかったのですが、思い出したようにサン・フレアのTQEのサイトを覗いてみると、第83回の受験受付中とのこと。

案内ページに第83回は医療機器が試験科目にあると書いてあったので受験申込ページに飛ぶと、科目一覧にはナシ。

どうしようかとしばらく迷ったのですが、去年、サン・フレアの通信講座(マスターコース/マーケティング)を取っていて、今年に入ってからはマーケティング関連のトライアルも受けたりしているので、今回はマーケティングで申込をすることにしました。

問題例が出ていなかったのでどんな内容かがわからないのでちょっと不安ですが、過去問は販売されているようなので試験までに購入してみようと思っています。

去年の年間売上高だと貯金がどんどん目減りするので、今年はもう少し真剣に仕事に取り組まないといけません。

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【読了】ぼくがネコの行動専門家になれた理由

2018年01月27日 11時47分23秒 | 書籍

かつてドラッグ中毒、摂食障害だった著者が、どうやって今の仕事(行動専門家)になったのかということが自伝的に書かれています。
また、ノラだった自分の飼い猫が闘病生活を送り、最後に安楽死をさせるに至る部分は、自分も猫と一緒に暮らしているのでとても他人事とは思えませんでした。

家族同然のペットが治らない病気になってしまったり怪我をしたりした時、その治療は実はペットにとっては苦痛を長引かせるだけのものではないのか?もう苦しみしか残っていないのに治療をする意味はあるのか?そんなとき、安楽死という選択をしていいのか?

人間の終末期医療の議論の中でも必ず出てくる問いだとは思いますが、人間と決定的に違うのは、動物たちは言葉で意思を伝えることが一切できないこと。飼い主の選択が動物たちの側の選択に直結してしまうことです。

この本の中で著者は常に、理論や過去の経験をその目の前にいる「彼/彼女」に当てはめようとするのではなく、常に「彼/彼女」たちが、何が不満で何に怯え、何を望んでいるのかを「感じ取ろう」としています。

溢れる情報を受け取るうちに、何が本当で何が違うのかがわからなくなったりする事はとても多いと思います。
もちろんそこには大多数に当てはまる「正解」もあります。

でも、最後は「どうして欲しいのか」を感じ取る「感性」を飼い主が磨いておくことが一番大切なんだと思わせられる本でした。

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翻訳者のブログ

2018年01月26日 17時54分56秒 | 仕事

仕事が一段落したり、ちょっとした息抜きに、他の翻訳者さんのブログを読んで色々と参考にさせてもらっています。

そこでいつも思うのは、さすが日本語を扱う仕事に就いているだけに、みなさん文章が上手で誤字もほとんどなく読みやすいなぁという事です。

一つの記事の分量も多すぎず少なすぎず、必要なことを端的に書かれていてとても勉強になります。

時代によって使われる言葉は少しずつ変わってくるものですが、時々ニュース記事ですら、がっかりするような間違いをみかけることがあるので、安心して読める文章というのは貴重だなと思います。

インプットが少ないと当然十分なアウトプットができないし、アウトプットも普段していないとどんどんできなくなってくる。

英語にしても、文章を書くことにしても、スポーツでも、やはり継続的に何かをやり続けるということは大事なことなんですよね。

色々と手を出しては三日坊主な自分ですが、いくつかは長く続けられるよう頑張りたいものです

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映画:悪魔祓い、聖なる儀式

2018年01月24日 12時05分36秒 | 映画
とても楽しみにしていた映画で、渋谷や横浜で公開されているときに行けなかったのが、新百合ヶ丘で今週だけ上映されるとのことで観に行ってきました。

シチリアの教会で実際に行われている「悪魔祓い」の儀式を、数名の信者とその家庭を取り上げながら描いています。

私に洗礼を授けてくれた司祭(既に亡くなっていますが)は、エクソシストの資格を持っていたと言っていました。

その関係で、実際の悪魔祓いの儀式についていくつか聞いたことがありますが、やはりこの映画にあるとおり、最初は必ず医学的、心理学的に問題はないかと詳細に調べるそうで、それでもなお悪魔憑きの疑いがある場合に儀式が行われると聞きました。

この映画でもその部分はやはり描かれていて、事実に基づいて作製されたドキュメンタリー映画であることがわかります。

また、同じカトリック教会内でも悪魔祓いに対し懐疑的な司祭とそうでない司祭もいるため、司祭が愚痴をこぼしていたり、反面、悪魔祓いの依頼が多くて負担がかかっている司祭なども描かれていて、なかなか興味深いものがありました。

ただ総合的には、悪魔祓いの儀式とはどんなものなのか、どういう場合に行われているのかなどを知らない人に知らせるという意味ではいい映画だと思いましたが、個人的には、取材したものをただつなぎ合わせて映画にしたような、仕上がりが雑な印象が否めませんでした。

映画の最後に、「悪魔祓いの依頼が急激に増加している」という内容をル・モンド紙から引用していましたが、事実に対し足すことも引くこともしない仕上がりは、どこか物足りなさを感じ、製作者の意図がどこにあるかすらわかりにくくなっているように感じました。

CATVなどでたまに超常現象を扱っている番組がありますが、まぁあれと同等かなという感じです。
期待していただけにガッカリ感が大きい作品でした。

『悪魔祓い、聖なる儀式』
原題:LIBERAMI
監督:フェデリカ・ディ・ジャコモ
2016年/イタリア、フランス

オレ様的評価:★☆☆☆☆

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