師匠の大きな仕事が始まることになり、木材を買うため、師匠の運転する車に荷台をつけて、ハンブルクへ行きました。
ハンブルクは港湾都市であり、ドイツ最大の物流拠点です。
材木屋に入ると、中南米やアフリカのカラフルで固そうな木材がたくさんあり、見ているだけでも楽しかったです。

Amaranth、パープルハート

Amarello、イエローハート

Cocus

謎のGrassbaum
師匠はそこでWengeを大量に購入しました。重さにして1.7t。


師匠の愛車とWenge
私はてっきり、少しは観光できるかと思って楽しみにしていましたが、材料を買うとすぐにUターン。
食事で店に入ることさえもなく、ライプツィヒに帰ることとなりました。
ライプツィヒ⇔ハンブルクを日帰りで往復するので、仕方ないですね。
レンタルした荷台の返却もしなければならないし・・・
積んでいる木材も相当な金額ですから、荷台からは目を離せないですよね。
当時のドイツは今よりも治安は良かったのですが、それでも日本よりは置き引き・窃盗が多かった印象があります。
研修仲間も、アパートでほんのわずかな時間に自転車盗まれましたから・・・。
無事ライプツィヒに到着。
工房は2階なので、一枚ずつ材料を抱えて階段を上がるという重労働が待っていました。
3人で1.7t。


これでまだ半分・・・
そして私の研修は、この日からWengeに悩まされ続けることとなりました…。