4月になるとすぐ、日本から新しい研修生がやってきました。
この研修生はすでに木工の仕事を経験していたので、最初から作業が速くて丁寧でした。
ドイツ語もちゃんと勉強してきていました。
とにかく仕事ができるので、後に、師匠から賃金をもらって働くようになったようです。
ちなみに、ワーキングホリデービザは就労できるので便利です。
4月下旬、師匠と研修生3人でベルリンに行き、泊りがけで作業をすることになりました。
宿泊先はお客様の家でした。
家にはサウナがあり、初日の夕食はホームパーティーのようにお洒落な食事でした。
Mettwurstのおいしいことと言ったら・・・。
生ハムのような味でユッケの食感。おいしいですよ。
でも、楽しかったのはこの一瞬だけでした。
なぜか、ほとんど記憶がありません。
研修ノートと写真を見ると、
床柱、框、長押、柱、石膏ボード等を取り付けていたようですが・・・。
辛かった、ということしか思い出せません・・・。
あ、1つ覚えているのは、移動の時に材料や工具の見張り番をしたこと^^。
ただそれだけです。
床の間
Wengeの柱を壁に接着中
表から見れば立派な柱。
5日間の予定でしたが、私は日本から友人が来ることになっていたので、1日早くベルリンを去り、西へと向かいました。
現場作業は、この後も何度か続きます。
しかし、落ちこぼれの私が現場に行くことは二度とありませんでした・・・。
一人、工房の留守番をしながら、テーブルを作ることとなるのでした^^。