超マイペースな女が一人で木工・家具工房を始めてみる。できるかな?

マイペースに木工・家具工房での日々を綴ります。
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ときどき趣味も。

工房探し6:見学

2020-08-18 23:00:11 | 木工3・独立
一件めの賃貸倉庫。

U不動産の物件ということで、そこの担当者さんに鍵を開けてもらいました。
K不動産の看板はなくなっていました。

仲介手数料が不安だったので、前もって不動産屋Sさんに聞いたところ、仲介手数料は家賃1ヶ月分まで、と決まっているそうです。
関わっているのが二社でも、客が支払うのは1ヶ月分までなので、各社の取り分が減るだけで、客の負担がそれ以上増えるわけではない、と。
それで安心して見学できました。

でも、不動産屋Sさんも気になったのでしょうか。
見学中にU不動産に「仲介手数料はそちらと私で折半ということでよろしいですよね?」と、客の目の前で内輪の話をしちゃってました。
そして私に「確認しました、大丈夫です。」 と。

いい人に違いない


中の様子は、だいたい写真で見た通り。
面白い梁があって、普通の倉庫や工場の無機質な感じとは一味違いました。

かなり古くさいのですが、広々として、高さも明るさもまずまず。
電動シャッターを開ければ、機械も木材も搬入できそう。
周辺は、川と道路と留守がちの会社と駐車場。
道路や駐車場の先には住宅地がありましたが、多少距離があるので騒音トラブルにはならないでしょう(と願う)。
建物は倉庫でしたが、用途地域としてはここで木工所をやるのはOK。

気になる点は電気のことでした。
木工機械の運転に必要な三相200Vが通っていないので、自分で電気工事の手配をしなければならないこと。
工事費用が痛い・・・。


そして帰り際、ここはかつて酒蔵だったそうですよ、と聞いた瞬間、ここいいかも!と私の中でこの倉庫の株が一気に上がりました^^。


二件めは売り工場。

急遽訪問したこともあり大家さんが不在で、外観と周辺の様子だけ確認しました。
良く言えば、オーシャンビュー。
でも、こんなに海に近いと機械が錆びるかな?

中の様子は、資料の写真で知ることができました。
元・水産加工食品の工場らしい造り。
広々として高さも良し。
難点は、強いて言えば床の排水溝が多いこと。機械の設置場所が制限されそうなので・・・。

賃貸の倉庫に心は傾いていたものの、その家賃4年分でオーシャンビューの工場を買えそうなので、迷いました。つい、家賃がもったいないと思ってしまうのです。

不動産情報を見すぎると、金銭感覚が狂ってきますね。

以前、商工会議所で事業計画書を見てもらったときに「皆さん開業資金はがんばって準備されるんですが、運転資金を忘れがちなんですよ。」と言われたことを思いだし、我に返りました。

お金は大事に使わなきゃ。