久しぶりに漆でひどくかぶれました。
普段なら、塗るときだけではなく、数日後に乾いてからサンドペーパーをかけるときも手袋をしています。
表面上は乾いていても、完全には乾いてはいないと言うか、化学反応が終わってないと言うか、研磨によって出てきた粉が手につくだけでもかぶれるんです。
今回は、塗ってからかなり日数が経過していたので、油断していて、手袋もせず半袖で研磨しまくりました。
そのあと、いつもなら布で粉を拭き取るのですが、うっかり粉をエアーで吹き飛ばしてしまいました。
汗をかいた手や腕に粉が貼り付きましたが、あとで水で洗えばいいと思い、作業を続けました。
これが失敗。
翌日から、少しずつ腕や手指がかぶれ始めました。
蚊にさされたときの何十倍もかゆいです。
掻くと、どんどん拡がってしまいます。
5日目くらいがピークでした。
暑さで体が弱っているのか、久しぶりに赤くボコボコと腫れて水泡もできて、こんなに漆に弱かったかなぁ?とガッカリ。
写真を撮ったのですが、画像が鮮明すぎてグロテスクなので、以前にもご紹介した10年前にかぶれた時の、ちょっとボケてる画像にしておきます。

このときは過去最悪のかぶれでした。
今回は、これよりはましです。
こういうものは、画質が悪いくらいがちょうどいい^^
それから、今回は何故か太ももやスネにも小さい水泡がポツリポツリと点在しました。
作業ズボンをはき、肌は露出していないのに。
理由がわからず不思議に思っていましたが、昨日、気づきました。
あの日は酷暑で、エアーを服の上から吹きかけて涼んでばかりいました。
Tシャツは、汗だくになったので途中で着替えましたが、作業ズボンはそのまま。
粉まみれのズボンにエアーを吹きかけたせいで、粉が脚に張り付いたのかもしれません。
漆、恐るべし。