海男、日本百名山に挑戦! Vol.2

百名山に限らず、四季毎の登山、山スキー、沢登り、子連れ登山、キャンプなど。最近は、ファミリーアウトドア。

皇海山、鋸山、庚申山【山行記録】Vol.2 ~ スリル+長くシンドイ

2007年05月29日 | 登山
2007年5月27日(日) 皇海山(すかいさん、2,143m)、鋸山(1,998m)、庚申山(1,892m)
テーマ:日本百名山 日帰り登山 ロングコース
天候: 晴れ 後曇り


<<vol.1: 神秘的な庚申山<<


◆詳細 : vol.2 鋸山、皇海山


庚申山を越えた後、道に迷い迷い進んでいきました。
・・・このルート、使われなさすぎ?


ガイド本では、「危険、経験者向き」との表記が多くあったので、少々不安でしたが、「道がよくわからない」以外は、途中までは何ら問題なかったです。


ところが、鋸山手前から、こんな道(道)が続きます。。。
写真では、なかなかわかりませんが、結構怖いです。 





なんせ、鎖や、梯子が、微妙にいい加減に設置されている




鎖が続きます。





まだかよ・・・。 
何回超えたかわかりません。





やっと
鋸山山頂[map]に到着。






ま、素人の私でも登れるので、皆さんこのルートをもっと活用しましょう。
(そうしないと、道が腐る)

鋸山の眺望は最高。
しかも、まだ、晴れてます。  


・・・皇海山まで天気がもつかな・・・


  


鋸山の急坂を一気に下り、(また、道に迷いました。。今日はよく迷う)
「稜線のコル」[map]ここで、皇海橋から皇海山を目指す、群衆に出会います。


思ったよりきつい登り坂を登り、皇海山。
・・・天気は曇り、しかも、眺望悪い・・・

ぜったい、鋸山の方がよいぞ!!




皇海山山頂は、
狭い、人多い、眺望ない、+雲がでてきた、
ということで、さっさと下ります。





ちなみに、皇海山を下っている最中に見えた鋸山の容姿。
「おー、まじで、ギザギザ」




 ・・・あれ、登ったんか。


で、また、鋸山を強風の中登って行き、ふらふらの中、「六林班峠」を目指します。
あれ?さっきのガスはなくなったのかな?
ともあれ、風が強い。




こちらのルートも、道が熊笹の中に、隠れてさっぱりわからず。




何度も、迷いそうになります。
しかも、誰にも会いません。。。寂しい。

「おーい!」と叫んでみたりします。




六林班[map]
到着。
疲れて、写真を撮影するの忘れました。


六林班峠を左に、庚申山荘を目指し、だらだらと下っていきます。
「ロング・ハイキングコース」ですね。

たまに、太陽があたります。 うーん、単なるハイキングなら良いのでしょうが、ふらふらの中、だらだらと進むのは本当にしんどい。


沢があるので、くねくね。
絶対、稜線を戻った方が楽ですわ。





途中、空腹で休憩。
正直、あまり時間はないですが。。。





もうすぐ、庚申山荘の筈です。
疲労はぴーく。

とうとう、鋸山以後、誰にも会いません。





いやっっっっっと、庚申山山荘[map]到着。


おー、かなりよい山荘ですね。これは、純粋に宿泊したい山荘です。




あまりに疲れて、写真手前のイスで、しばらく放心してました。
だいぶ、暗くなってきました。


庚申山登山口まで、駆け足で降りて、とめていた愛車クライン号で、駐車場に。



かじか荘 」の日帰り温泉が終わっていないことを祈り、本気でダッシュで降りていきました。

よかった。やっていた・・・。 
(土日は21:00までやっているみたいです)

露天風呂で、地元の人が町おこし?で温泉をやるか、やらないかを議論しているのを、意識朦朧で聞きながら寝ていました。

翌日、仕事がんばるべし。







◆教訓

 ・廃墟化する道を行くため、地図とコンパス/GPSは必須。
  ルートとしては、もう一度「鋸山十一峰」をピストンで戻ってきた方が、短い時間で戻れると思います。

 ・かなりの長距離なので、前日睡眠必須。 
  できれば、一泊して袈裟丸山を回った方が体に優しいですね。

 ・銀山平 :
  何気なく、通過しましたが、歴史あるんですね。
  道の途中で、抗夫の滝、風呂・・・いろいろありました。
 (前日夜中に到着した時は、声がしたような錯覚を覚えました)

引用)

・・・何でも、明治24年(1891年)にこの辺りで探鉱を進めていたところ”銀”が採掘されたので「銀山」と称した。
その後、明治18年から採掘を開始した小瀧坑が明治26年(1893年)11月に備前楯山の下を3,005m掘り進み本山坑と貫通・・・・・

詳細は、こちらのHP で。

 ・かじか荘公式HP


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登山情報の探し方

2007年05月28日 | その他

最近、登山計画をたてる際に、ブログ検索を
多用しております。

結構、趣味で登山されている方は、
「仲間に、いい情報を教えたい」
「この気持ちよかった経験を少しでも共有したい」
という気持ちが強いのですかね、皆さんブログにしっかり書いています。

公共の情報だと、歯抜け出し。
結構、どこに車を泊めて登ったらいいの? 疲れた身体を癒すのに、
周辺でいい温泉はあるの? 美味しい蕎麦屋は?・・・
といった疑問を、経験値を踏まえて書いてくれています。

普通に検索エンジンで探すのも手ですが、「ブログ」ボタンを押して
検索をすると、ブログ情報を中心に検索してくれるので、
欲しいクチコミ情報が直ぐに手にはいりますねー。

案外使えます。

それから、「ヤマレコ」というサービス、良いですねー。
情報をアップ+共有するにも、探すにも、細かい機能がもりだくさん。
何でも、管理人の方が趣味で作っていらっしゃるようで。。。
すばらしすぎます。




皇海山、鋸山、庚申山【山行記録】Vol.1 ~ 意味を感じる庚申山

2007年05月28日 | 登山
2007年5月27日(日) 皇海山(すかいさん、2,143m)、鋸山(1,998m)、庚申山(1,892m)
テーマ:日本百名山 日帰り登山 ロングコース
天候: 晴れ 後曇り


◆基本情報
・ルート : 
 銀山平(0515)→一の鳥居(0545)→庚申山(0815)→鋸山(1015)→皇海山(1115)→鋸山(1230)→六林班峠(1330)→庚申山荘(1615)→一の鳥居(1700)→銀山平(1715) 

・累積標高差: 約1,500m
・総時間: 約12時間
・総距離: 約26km

  

約12時間の長丁場! 沿線距離で約25.8km、単純な標高差は1,300mくらいですが、
アップダウンを考慮すると、約1,500。
これを日帰りしてしまいました。

マウンテンバイクを利用したので、林道箇所は稼ぎましたが。

また、今回は勉強不足を後悔。
庚申山、銀山平は歴史/宗教等の背景があるみたいですし、アカヤシオ?、シロヤシオ?、シャクナゲ?
が咲いているが、名前は何?・・等。

>>vol.2: 鋸山、皇海山>>

◆詳細

4:30、目覚まし前に、外が明るくなり、目が覚める。
とりあえず、ねみー、と文句を言いながら、ダラダラ用意。

愛車・マウンテンで、林道をかけあがります。 
途中、歩くのとあまり変わらないスピードに。情けない。


でやっとつきました。 
一の鳥居。 ここから、登山開始。 (待っててくれよ、愛車KLEIN号)





さあ、登山開始です。




こんな立て看板がたくさんあります。




その後、猿田彦神社跡に到着。



何でも、庚申山は767年に開山された。その後江戸時代、庚申講 が興隆した折、同神社は、拝殿他100四坪の平家建ての建物だったそうで・・・。 その後焼失。 今じゃ、、ね、寂しい限りで。
そんな話しを見ると、歴史が好きだった幼い頃の血が少し騒ぐ。
空想、感慨にふけつつ、登山を再開。




で、アカヤシオが咲いているという噂の笹尾根に。




えーっと、1週間くらい遅かったかな・・・。 先週赤城山に行かないで、こっちにくればよかった。でも少し残っていました。




で、その後、登山ルートは一旦下りに。
えー、折角登ったのに。。。下りるの??

色々と抜け道を考えましたが、崖だらけ。
で一旦尾根に戻ると、
「お、獣道」

ということで、道なき道、+鹿の糞の道を、サバイバルゲーム。
山荘から見える崖の上を行くことになりました。


人もいないし、眺望もよし。さいこー。




眺望よいなー




すると、こんな、崖上の花園にも遭遇。
鹿しか見てないんだろうな、、この花。




・・・獣道すらなくなってきた。





その後、通常登山ルートに合流。
ちょっと、ほっとします。


それから庚申山[map]

頂上に、おば様が3名いらっしゃいました。
写真を撮って、と依頼され、3つのデジカメで、3回「はい、チーズ」

代わりに写真を撮ってくれました。

   

右上は、庚申山ちょい先の眺望開けた箇所から撮影したもの。
右側が皇海山。左側が鋸山。

えー、結構先だね・・・。




眺望よいし、腹減ったので、
食事を食べます。









>>>まだまだ、続きます。



>>vol.2: 鋸山、皇海山>>



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庚申山 ~ 何か、神秘的

2007年05月28日 | 登山
2007年5月27日(日) 庚申山、鋸山、皇海山
に日帰りで登ってきました。

銀山平から、沿道距離で約25kmの長丁場。
つ・か・れ・た。

庚申山は、歴史、信仰の山のようで、事前に勉強すべきでした。
Wikiに一杯書いてありましたね。

途中道に迷い、獣道をグイグイ進んでいき、
おそらく人のこない崖上を歩きました。
偶然、写真のような花園にも遭遇。ラッキー。

帰りは、銀山平かじか荘で風呂に入り、疲れをいやして帰宅。
(全く、癒されずに、翌日相当筋肉痛でしたが)








GPS、購入してしまった・・・

2007年05月26日 | アウトドア ギア
うー、半年以上悩んだ末に、
購入を決断してしまった・・・。

SUNTOの時計に、気圧や電子コンパスはついているので、
GPSに特化した
「eTrex LegendC」を購入してしmった。

お店は、
ナチュラムで、面倒なので、山セットを購入
97,650-
・・・高いなー。
袋とSDとマップソースがついているからいっかな、と。

初の、GPSです。
これで、地図とコンパスを持ち歩かなくても、
迷わないのかな?


使い勝手は、これまた商品到着、使用後に報告します。
結構、楽しみなんですが。

自転車につけても面白そー。




赤城山 こりゃ、大人気ですな

2007年05月24日 | 登山
2007年5月20日 赤城山
に登ってきました。

駒ケ岳、黒檜山、地蔵岳をすべて制覇しました。

お勧めは、
①まだ冬山なので、もう少し後がいい (6月過ぎると花が咲くらしい)
②黒檜山の頂上は、すごい混んでいる
③一方地蔵岳は、関東平野が一望できて、殆ど人がいないのでお勧め

てな感じですね。

詳細はこちらで。



赤城山(あかぎさん) ~ 花より人人人

2007年05月23日 | 登山
● 2007年5月20日(日) 赤城山 (あかぎさん) 
 *黒檜山(くろびやま、1,828m)、駒ケ岳(こまがたけ、1,685m)、地蔵岳(じぞうだけ、1,673m)

● 天候 : 晴れ *頂上曇り
● ルート : 
  赤城山ビジターセンター(10:00) → 駒ケ岳 → 黒檜山(11:00) → 大洞付近で昼飯(12:00) 
  → 地蔵岳登山道(13:15) → 地蔵岳(13:45) → 赤城山ビジターセンター (15:00)



●残念ながら、山の上の新緑は、もう少し後でした。 
山頂付近、雲がかかってしまっていたのも残念。


●稜線にでると、関東平野や、周辺の山が見えます。





なかなか、眺望よいっすね。




頭の上の雲がねー。




その後、尾根歩きを楽しむと、


黒檜山 山頂。
曇っている以上に、人人人・・・。 




大沼の観光化、ブーンブーンという走りや?の音も、少々がっかり。
ヤマツツジ?が芽吹き始めて、もう少ししたら奇麗なのでしょうが、
今からこの人ですから、花盛りの時は、すごいことになっていそうですね。



さっそと、下山。で、昼飯を調達後、地蔵岳に。 
すごい風で、少々怯みますが、登ってみました。
看板には、山頂まで1時間とありましたが、30分で到着。しかも、人=ゼロ。




で、関東平野一望。 これは、よい。 
*今年の初日の出は、ここにしようと思います。




一望! & 小沼 
*こっちは、静かそうですね。
   





で、さくっと下山。

朝7時に東京をでて、この景観を楽しめたのは、よかった。
帰りに、忠治舘の湯だったかな、に入りたかったですが、日帰りが終わってしまったので、
隣の?滝沢館 に。 こちらの露天もよかった。


で、渋滞にまきこまれて、帰ってきました。

◆教訓
① 6月10日以降、ヤマツツジが咲き始め、その後ニッコウキスゲ等、山は花で包まれるそうです。
 (昼飯食べたそば屋情報。 もう少し後にくればよかったかな・・・)
② 相当お手軽な山なので、軽装がベスト。 なんで、みんな、30L以上のリュックをしょって登っているのか・・・。
 (本格登山の足慣らし?)
③ 地蔵岳に登るべし。 
 こっちの方が、人は少ないし、眺望は黒檜山よりはるかによい。

来週は、新緑が見えるとよいな・・。


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適当に、コメント&トラックバックしちゃってください。



タイツ

2007年05月19日 | アウトドア ギア

縦走等、重い荷物をしょって長時間歩いていると、
膝にくる。

もともと、右左の足の長さが違うようで、
特に右側が痛い。

で、12,000円でタイツを買ってみた。 ・・・高い。
石井スポーツ(神田店)で、美しい営業を受けて、購入してしまった。

明日、登山で早速トライしてみます。


甲武信岳 ~2日酔い

2007年05月19日 | 登山
2007年5月12日 甲武信岳
に登頂してきました。

前日深酒、スタート遅い中、何とか無事帰ってくることができました。

山頂からの眺めもよかったですが、千曲川源流付近がとても奇麗でした。
*源流のポイントは、雪で見えなかったのですが、、


単独登山で、先週亡くなった人がいたのをしったのは、本ブログを
書いている時です。。。こわ。

詳細はこちらです。

バックカントリー、ニアミス

2007年05月17日 | 登山
5月5日西吾妻山に登ってきました。

ロープウェイ、リフトを使って、登山口まで行き、
そこから徒歩。

・・・結構、雪残っているでないの。
うわー、車に積んであるスキーを担いでくればよかったよー。


次回は、ちゃんと持ってこよーっと。

しかし、東北の山は、みんな頭が丸くてかわいいなー。

ちなみに、百名山日記の方にもアップしました。

月山夏スキー

2007年05月16日 | 登山
初めて行ってきました。
月山夏スキー

5月4日に月山到着。
おー、確かに結構雪あるな。
楽しみにしていたロングコースは閉鎖されていましたが、
頂上はしっかり残っていましたねー。

ゲレンデがシンプルなので、
すぐに飽きてしまいましたが、
板を担いで頂上に登ったり、
結構おもしろかったです。

今度は、ロングコースをちゃんとチェックして、
また来たいなー。

駐車場で車のナンバーをチェックすると、結構関東方面から
来ていましたねー。


関連記事:
GW特集:月山【山行記録】~ 2日目、山スキー、日帰り

古いネタ: 天城山の初日の出

2007年05月15日 | 登山
昔から大学のクラスメイト+αで集まり、
日の出を見ています。

今年は、登山仲間と、天城山から初日の出を見ました。

暗いうちから、山に登り、
立ち入り禁止のガレ場に入り込み、そこから初日の出。

山から見る日の出としては、
富士山山頂の次に早く見える場所らしいのですが、
今年は、水平線に雲がかかっていたので、
他の山とあまり違いはなかったかもしれません。


にしても、結構見れましたよー。
「今年は無理だろ」と言われていたのに。
しかも、人は、他に1パーティーだけ。


今年も、やる気で、包まれました。

詳細

初日の出スポット: 天城山

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磐梯山 ~ ちょい雪

2007年05月14日 | 登山
2007年5月3日 磐梯山
天候: 晴れ

GW後半戦初日、磐梯山に登ってきました。
IC降りた後、CVSがなかったので、水ものゼロで登山。。。

途中の弘法清水で、水分補給。
(よかった、水場があって)

と相変わらず、無計画。

詳細は、こちらで。


愛用 時計

2007年05月13日 | アウトドア ギア
ま、初めての記事ということで。

最近、波乗りから登山に転向気味なのですが、
で、愛用している時計が

Suunto Vector Lime

気圧が分るのもよいのですが、
高度がポイント。

「後、どのくらいで山頂かな?」という疑問に対して、
時計で高度チェックモードにして、
「あ、あと100m、もう少しだー」

手軽にチェックできるのがよいです。


技術的に、どうやって、計測しているんでしょうかね。