海男、日本百名山に挑戦! Vol.2

百名山に限らず、四季毎の登山、山スキー、沢登り、子連れ登山、キャンプなど。最近は、ファミリーアウトドア。

厳冬期、北横岳(北八ヶ岳)【登山記録】~ ピラタス、縞枯山、茶臼山

2009年12月28日 | 登山
2009年12月27日 北横岳(きたよこだけ、2,480m) *八ヶ岳まとめページはこちら

テーマ:日本百名山 厳冬期 日帰り スノートレッキング スキー足慣らし
天候: 晴れ

26日は都内で私事あり。
27日、天候は八ヶ岳付近天候良しの天気予報。

赤岳、阿弥陀岳付近を検討するも、北八ヶ岳訪問も足を伸ばしたことなかったので、mimiさんのレポを思い出し
北八ヶ岳に進路を変えました。


ピラタスロープウェイを利用して、1時間程度で堪能できるこの眺望!最高ですね。


◆基本情報

・ルート:山頂駅~北横岳~縞枯山~茶臼山~山頂駅
・総距離:約8km
・標高差:
・総時間:約8時間(ゆっくり、休憩含む)

 **初心者、スノートレッキング向けルートですね!**
 
 *スキー板/ブーツは、山頂駅にデポしました。ロッカーもあります。
 *16時過ぎには山頂駅閉まるそうなので、それまでに戻ってこないといけませんね。



◆詳細

駐車場に前泊。
0800駐車場にて起床。

天気予報通り、天気、良好!



駐車場から、、、この眺望。



0900始発のロープウェイに乗り込み、10分程度で、標高約2,200mの世界に。

ロッカーを探して、、あった。
こちらに、スキーブーツを格納。 *帰りは、スキーでゲレンデを降りる予定。



山頂駅の一歩外は、この世界。



坪庭を歩いて、北横岳へ。

振り返ると、山頂駅の背後には、中央アルプスの壁。



ズーム。

すごい。



坪庭。
夏はどうなってるんでしょ。



冬は、こんな感じです。



道を整備してくれています。
感謝ですね。



ゆっくり登っていきます。



しかし、すごい景色ですね。
山頂駅から、ほんの30分も歩いてませんよ。



乗鞍岳ズーム。



最初の登りスタートです。



登り切ると、坪庭一望。



モンスター、なりかけ?



しばらく行くと、北横岳ヒュッテ。



営業しています。
ケーキ、コーヒーを頂けるそうです。嬉しい話しで。



ヒュッテからは、浅間も顔をだしています。
煙、はいてますね。



ヒュッテを過ぎ、急登を抜けると、、、



この世界です。

淡々と書いてますが、でかい声で、おーおー、言ってます。

あ、アイゼンは使いませんでした。
(車に忘れたのですが、必要な場面も特になし。 雪道慣れてない方は必携で)



北横岳、南峰到着。



南八ヶ岳方面。



南アルプス方面。 霞が、、、何ともいえません。



南アルプス、ズーム。



中央アルプス方面。



蓼科、北アルプス方面。



穂高、槍ヶ岳ズーム。 



北横岳北峰。

こちらから見た浅間山方面。



浅間山、ズーム。



さて、小休憩。 コーンスープを頂きます。



さて、出発。



いやー、ナイスな天気です。
風も穏やか、天気良好。




静かな、雪の林道。



坪庭の、北横岳と縞枯山との分岐に戻ります。



さすが、、アプローチ容易なだけに、続々と人が登ってきますね。



美しい。



坪庭に戻りました。
雪見だいふくの上に、ウサギの足跡。

 *雪見だいふくって、今あるのかな?



縞枯山は、あちら。



坪庭、何やら白い波のようです。
その先には中央アルプスが顔をだします。



すてきです。



縞枯山荘に向かいます。



見えてきました。

 *ここで、登山教室Timtamのご一行とお会いしました。



さあ、縞枯山に登りますか。



静かな林道をあがていきます。



30分ほどあがると、山頂到着。



これはまた、神秘的な景色です。



枯れ木の先に、南アルプス。



北アルプス、ズーム。



縞枯山展望台付近で、ランチ。



南八ヶ岳(赤岳、阿弥陀、天狗・・)が近づいてきましたね。



茶臼山登り開始。

 *50m程度?のアップダウンですかね。



もう少しで、山頂か?



茶臼山山頂到着。

あれ? 何にも見えません。 お、展望台があるようですね。



展望台に到着すると。。。すごい。



こりゃ、よいですね。

道の状態から言って、こちらまで足を伸ばしている人は少ないようですが、、必須ですね。



美しい。
この大パノラマ。



南八ヶ岳の峰峰、ズーム。



南アルプス方面。
霞がなんともいえません。



中央アルプス方面。



北アルプス方面も当然。



写真とまりませんね。

*今年、ここでテント泊=ビバークしようと決めました。 夕日を見たい。



茶臼山を戻り、五辻方面に。
いやいやああ、美しいもんで。



天使の羽?



五辻を越えた後は、特に大きな登りなく、ロープウェイ山頂駅に戻ります。



雪は、まだ少ないですね。笹も顔を出しています。



はて、最後の眺望かな? ありがとう、南八ヶ岳。



山頂駅、見えてきました。



いやいや、このお手軽トレッキング、大満足です。
少々心配しましたが、16:00前に到着できました。



板、ブーツをはいて、ゲレンデを降りました。
ここも、美しいゲレンデですね。かんなり初心者向けですが。




帰りに、柊という蕎麦屋で山菜蕎麦を食し、




「石遊の湯」(いしやすのゆ)で汗を流し帰りました。

露天風呂ということで、、、めちゃくちゃ外は寒かったですが、湯は熱く最高です。
アプローチが、、、ややこしく、地元の方中心のよい共同湯です。

なかなか、よかったです。

ヤマケイJOY的に表現すると、「雪山1年生、おすすめ登山ルート」ですね。

*八ヶ岳まとめページはこちら


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*2009年山行記録一覧はこちら

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初冬、竜ヶ岳、ダイヤモンド富士【登山記録】 

2009年12月20日 | 登山
2009年12月19ー20日 竜ヶ岳 (1485m、りゅうがたけ)
テーマ: 山梨百名山 テント・ビバーク ダイヤモンド富士
天候: 晴れ


金曜日、打ち合わせ/仕事が遅くまで続き、同夜出発断念。力尽きました。
で、翌朝土曜は寝坊。

はて、どうするか?

今週は強い冬型、西高東低の気圧配置。
今回は、天気の良い山梨で、
無理せず低山+ダイヤモンド富士を堪能することにしました。
2010年ご来光の先取り?


◆基本情報:
・ルート 本栖湖キャンプ場駐車場~竜ヶ岳山頂(泊)~石仏~無名ピーク~本栖湖キャンプ場駐車場
・時間:往路 約1時間~1時間半、復路1時間弱
・標高差:
・総距離: 往路  復路

ダイヤモンド富士の見ることができる場所: 詳細は「関頭の富士百景」で。




◆詳細:

20:00山頂到着。

テント山頂にてテントビバーク。



鍋を食して寝ます。



外は、ー10度くらいですね。
先日の本沢より寒い気がします。

--

朝6時目覚ましをセットしますも、寝過ごし・・・。
6:15くらい人の声で目覚めます。

おー。



明るくなりはじめてます。



南アルプスもぼんやり。



6:45日の出時間ですが、富士影に隠れるこの場所は、まだまだ。



赤い、南アルプス



寒空です。



皆、足踏みしながら寒さをしのぎます。



我慢しきれず、テントに避難。 雑炊の準備。



富士市方面は、日があたってますよね。
その先には駿河湾があるでしょう。



なかなか美しいです。



おそらく隣の雨ヶ岳。こちらも赤焼け。



南アルプス、ズームしてみると、雪?ふってそうですね。



富士が日の出を遮り、、7時を過ぎてもあがる気配なし。



まわりはどんどん明るくなります。






宇宙人?




7:30過ぎ、山頂、にわかに明るくなりましたか?



雪煙舞います。 山頂は風が強いのでしょう。




お?




お?




お?



おー、おー




映画のオープニングでありましたか?




すばらしい。




隣で撮影されている方は、カメラバックを頭に。防寒対策ですね。

すばらしい。



さてさて、テントに戻り、いつもの雑炊食します。



食事をとり、片付けをしている間にすっかり、日もあがりました。



登山者も多いので、撤収します。



また来ます。

ここは、誰でも登れるので、よいです。 子連れも充分可能かと。



雨ヶ岳、さらば。



南アルプスも、さらば。



そうそう、山頂の道標。



下山開始。



ずっと、富士が見えます。



樹海も眼下に。



ずっと、富士が見えます。



途中、分岐。



少し、八ヶ岳も見えました。
ガスがかかってますね。



引き続き、富士が見えます。



見えます。



眼下、石仏の広場が見えてきました。



どこにいても、どっしりと構える富士。



石仏広場。 混んでますね。



石仏






引き続き、降っていきます。



富士もついてきます。



無名のピークは、大渋滞。しかし、皆様楽しそうでして。



ここから、本栖湖も見えました。



はて、一気に降ります。



本栖湖青少年スポーツセンター、到着。あっという間です。



誰もいないグランド。



ダイヤモンド、すすき?




車に戻り、西湖に移動。



山頂から見る富士よりも、でかい。



存在感ありますね。

昔(小さい頃)は、存在を知っていましたが、
大きさや、美しさにまったく感動を覚えませんでしたが、、、思考変わるとモノは違って見えてきますね。




今回は、富士山だらけでしたね。





*2年前、「三山会」(さざんか):mixi登山コミュメンバー、一番最初に登ったのも、竜ヶ岳でした。

 その時のレポはこちら。


GW: 竜ヶ岳 トレイルランニング(少々)& カーキャン


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初冬、天狗岳(八ヶ岳)【登山記録】 ~ 稲子湯、天狗岳、本沢温泉、

2009年12月05日 | 登山
2009年11月28-29日 天狗岳(八ヶ岳)
テーマ:日本百名山 積雪期 温泉旅行 テント泊
天候: 曇り時々晴れ

久しぶりに1泊2日で、山に上がってきました。
日曜に用事があったので、手軽な八ヶ岳上がってきました。
昨年の同日も八ヶ岳(硫黄・赤)。赤岳は撤退しました。。レポはこちら。

◆基本情報
・ルート:稲子湯~しらびそ小屋~中山峠~天狗岳~根石岳~夏沢峠~本沢温泉(泊)~しらびそ小屋~稲子湯
・総距離:約14km
・標高差:約1,254m

  
*クリック拡大

・ウェア:ソフトシェル、普通のズボン、タイツ、手袋、他 *スパッツ忘(汗)
・装備:アイゼン(10本)、ピッケル、ワカン、65L、テント *ワカンは不要

◆詳細

前夜東京出発。
・・また、寝坊。

0800バタバタしながら出発。



もくもくと歩いていきます。
雪は、ほぼなかったです。



わかん、は不要でしたかね・・



小屋手前から、残雪がちらほら。
ツルツルで危ないです。



0920しらびそ小屋到着



みどり池と天狗岳
みどり池はスケートできそうです。



先に進みます。
途中、ニュウが木々の間から見えます。



やっと(2,000m)、冬山ぽくなってきました。



空も青空になってきました。

中山峠手前。
ツルツルです。



中山峠でアイゼン装着し、

尾根を歩き始め。
天狗の庭の横あたりから、天狗を拝みます。

なかなか、神秘的ですね。 山頂付近はガスですね、残念。



とはいえ、気持ちがよいです。



中山方面




にゅう。柔和な名前ですが、絶壁ですね。



稜線、人が歩いてますね。



まあまあ、寒いです。



樹氷と天狗岳。




さて上がります。



冬山装備は何気に重いですね。



樹氷。まだ雪に埋もれてません。



山頂、もうすぐ。



1300山頂到着



西天狗方面。一瞬見えました。



硫黄方面、、見えませんね



お湯と、昼食を軽くとり、

*単なる「お湯」が、雪山ではホントに美味しい。
 湯が、喉~胃に落ちていくのを感じます。



寒いので先に進みます。



ガスも流れています。




天狗より先も、少しは人が歩いていますね。



樹氷が美しいです。



天狗を降りると、本沢に抜ける白砂新道。
・・・抜けたい欲求がでてきますが、ルートが確認できないので、やめます。



風の通り道は、雪も少なく。



稜線か、海底か、、



はたまた、細胞か。



根石岳。



根石岳をくだると、見えてくる根石山荘。



根石山荘ズーム。



ここは、とても風が強いです。
・・よくこんな所に小屋をたてたものです。






箕冠山、分岐到着。

 *オーレン小屋、夏沢鉱泉へは立入禁止と書いていますね。
  なんかあるんですかね?



夏沢峠はまだか。。。
ダラダラ林道を進みます。



1500、やった。夏沢峠です。
やっと下りです。

宇宙戦艦ヤマトのメロディと「温泉」が流れます。
早く、疲れを癒したい。



一気に下ります。
あっという間に、本沢手前。

硫黄岳が見えます。



お、露天風呂が見えてきました。1人入ってますね。



なかなか、疲れました。



本沢温泉到着。
雪だるまが迎えてくれました。

下から5人組が上がってきました。 リーガルの靴で上ってきてました。ありえませんね・・・。



テントを張ります。
フライヤーを、、冬用でなく、間違えて4-5人用テントのものをもってきてしまいました。
かっこわる。
ま、死にはしません。



露天は、5人が外で待っている状態でしたのでやめました。
チケットは購入したのですが、内湯で我慢。



温泉入れば、天国です。
山の途中で温泉に入れるってのは、何よりも贅沢。

さいこー。



鍋宴会して寝ます。



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2日目、朝風呂はせず、0800には出発。



予報では、「土曜曇り時々晴れ、日曜は曇り」だったのですが、
むしろ日曜の午前は天気よかったです。

晴れの山に登らないこと少々気になりますが、本日銀座で用事あり素直に帰りました。ま、また来ればいい。

天狗見えてきました。



天狗、よく見ると、雪崩れてますね。



しらびそ小屋の犬。。。。かわいい。
毎日、この天狗を見ている贅沢犬。



天気よいです。登りたいです。



よい顔です。




さてさて、下りますか。

ツルツルを下るのは大変。



慎重に。



慎重に。

気が緩むと金ちゃん走り。



普通の林道。 まるで、秋。




お約束? 稲子湯でゆっくりしてから、帰りました。


141号線から見える八ヶ岳。
まあ、雪は残ってますね。




八ヶ岳高原大橋から見える八ヶ岳。
網笠、権現は雪が少ないかもしれませんね。




早い時間に変えると、昼間であっても2時間半程度で東京に到着。
有効に時間が使えますねー。

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