双極性障害と歩む

主婦として、母として、の毎日を、つづっています。

警備員さん。

2022-05-18 08:39:38 | 双極性障害とともに。

ワンコとの散歩。

ご挨拶しあえる方々がいて下さる。


銀行の駐車場。

車の出入りの誘導をなさっている

警備員さんも

そのお一人。


どんなにお暑い中でも、

どんなにお寒い中でも、

いつも笑顔で誘導に立ってられる。


警備員さんとワンコ。

始めは

お互いに無関心。


でも、

私が警備員さんとご挨拶し、

お話をするようになると、

ワンコも

警備員さんが好きになった。

(私が親しくしている方は、

私もお友だちなのよー♬と

思っているワンコ。)


そして、警備員さんも

ワンコを可愛がって下さるように。


今では、

お姿が見えると、

ワンコと私、

小走りで、

警備員さんのもとへ。


が、ある日。

何か、様子が違う。

お尋ねすると、

銀行の駐車場が閉鎖されたと。


今は、

以前からのお車に

そのことをお伝えなさるのが、

お仕事になった。


「いつまで、

おられるのですか?」と

お尋ねすると、

「いやー、

僕にもわからん。

今日でお終いと言われたら、

次に日から来ないことになるね。」

と、

笑顔でおっしゃった。

いつもの

真っ黒なお顔で。


わぁ、

それは大変だ。


まだ立ってられた。

ワンコと走って行った。


いつか、

突然、

お姿がなくなっている、

そんな日が来るんや。


警備員さん。

笑顔の中に、

厳しい現実を背負ってられる。


今日は、

おられるかな。。。


ワンコは、

しばらく探すやろうな。


私もね。

警備員さんのおられない歩道に

しばらく

慣れずにいるやろう。


せつないなぁ。

ほんまに、せつない。