メーガン妃 関係修復のためにキャサリン妃が贈った花を「十分ではない」と認めず 英紙報道
著者:Hint-Pot編集部

互いの距離を縮めることに苦労していた2人の妃
英メディアで、これまでに何度も噂になったことのある、メーガン妃とキャサリン妃の不仲問題。キャサリン妃は「仲直りの印」としてメーガン妃に花を贈り、関係修復を試みたが、メーガン妃はそれだけでは「十分でない」とはっきり伝えたと英紙が報道している。かつてメーガン妃がキャサリン妃の「引き立て役になっている」と気付き、背後に立つ様子など2人の間に「不穏な空気」が流れていると報じられたこともあった。
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英大衆紙「デイリー・メール」が報じたところによると、雑誌「ヴァニティ・フェア」の王室専門家であるケイティ・ニコール氏は「キャサリン妃はある時点で、メーガン妃との関係を改善するために花を贈ったが、メーガン妃は当惑。そしてキャサリン妃に対し『花だけでは十分でない』とはっきりと伝えた」と明かしている。
来月に発売されるメーガン妃とヘンリー王子の伝記「Finding Freedom(自由を探して)」の著者である、オミッド・スコビー氏とキャロライン・デュランド氏によると「キャサリン妃とメーガン妃は友人ではなかった」と話し、「メーガン妃はキャサリン妃が手を差し伸べなかったことに『失望した』と主張している」と続けた。
さらに、メーガン妃とキャサリン妃は「お互いに距離を縮めることに苦労」し、「ケンジントン宮殿で暮らしていたこと以外に共通点がなかった」とも話した。
また「ヘンリー王子夫妻とウイリアム王子夫妻の関係が悪化し、メーガン妃のロイヤルとしての最後の公の場で、キャサリン妃が冷たい態度を取った」と主張している。
これに対し、ウイリアム王子とキャサリン妃の友人たちは「2人はメーガン妃を心から歓迎し、アメリカの女優をロイヤルファミリーに迎え入れるために最善を尽くした」と強く擁護している。
(Hint-Pot編集部)
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【写真】メーガン妃 キャサリン妃の背後に立つ表情が不満げとされる実際の様子 2人の間に「不穏な空気」が流れていると報じられた

メーガン妃 キャサリン妃との“揉め事”はシャーロット王女の「タイツが原因」だった? 英紙報じる
著者:森 昌利
タグ: メーガン妃, キャサリン妃, 森昌利, ロイヤルファミリー

フィッティングの後にキャサリン妃が「涙を見せていた」という情報筋の話も
これまでにも英メディアで何度か噂に上った、メーガン妃とキャサリン妃のいざこざ。メーガン妃とヘンリー王子の結婚式のブライズメイド(花嫁の付き添い)に関して“揉め事”があったとされていたが、その原因がシャーロット王女の「タイツ」であったことが明らかになった。結婚式時、シャーロット王女はタイツを履いていなかった。
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英大衆紙「デイリー・メール」が“タイツ・ゲート”(タイツ疑惑)と見出しを打って掲載した記事によると、メーガン妃とキャサリン妃の言い争いの原因となったのは、2年前の結婚式リハーサルで、付き添いであるシャーロット王女に「タイツを履かせるか否か」だったという。
5月の暑い日だったためメーガン妃は「タイツを履かせない方が自然」と主張。しかしキャサリン妃は「ロイヤルウェディングの付き添いはタイツを履くのが“伝統”だ」と応酬して言い合いに発展したという。
「メール」紙の同記事内には、付き添いのフィッティングの後に「キャサリン妃が涙を見せていた」という情報筋の話を報じたが、結婚式の写真を見ると、シャーロット王女をはじめブライズメイドは素足で写っており、結局はメーガン妃の希望通り、タイツを履かないことになったのは明らかだ。
ただし、2011年4月のキャサリン妃とウイリアム王子の結婚式では、付き添いはしっかりとタイツを着用している。
また同記事内には、最近のキャサリン妃が「疲労困憊で追い詰められている」という気になる記述もある。それもメーガン妃とヘンリー王子の“王室引退”で、キャサリン妃とウイリアム王子への負担が増したせいだという。
王室筋は、幼い3人の子を抱えて公務が増え「キャサリン妃は激怒している」と証言。「もちろん公の場では笑顔を絶やさず、素晴らしい着こなしで一般を魅了していますが、今のキャサリン妃は休みも取れず、大企業のCEOのように多忙です」と語り、最近のオーバーワークを心配する。
さらに別の王室筋は「メーガン妃とヘンリー王子の身勝手のせいで、3人の子どもの子育てが思うようにできないキャサリン妃がかわいそう」と語る。
しかしケンジントン・パレスの広報はキャサリン妃が弟夫婦の“王室引退”で疲れているという報道に関し「事実ではない」と声明を発表している。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)
メーガン妃は超セレブパワーカップルになりたい キャサリン妃は安定と継続性を クリスマスカードの家族写真から分析
著者:Hint-Pot編集部

ヘンリー王子一家 「世界の中心」はアーチーくん
6週間の休暇中であるヘンリー王子とメーガン妃の今年のクリスマスカードが、大きな話題となっている。英大衆紙「ザ・サン」は、カードに込められた夫妻の野望や願いをボディランゲージ専門家が分析。カードには、息子アーチーくんが夫妻にとって「世界の中心」であることや、超セレブなパワーカップルになりたいという願望を示しているという。
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ボディランゲージ専門家のジュディ・ジェームズ氏が「ファビュラス・デジタル」に語ったところによると、アーチーくんを惚れ惚れとじっと見つめる夫妻は、「究極のAリストのパワーカップル」であることを証明していると話す。
献身的な両親と好奇心旺盛な息子とのプライベートな瞬間を見ている感覚を味合わせるこの構図は、ファッション誌のAリストのパワーカップルのインタビューのように見えるという。
「床に座ったポーズは、ヘンリー王子とメーガン妃の強い愛と絆を感じることができます。また夫妻の目は息子に向けられ、アーチーくんが彼らの世界の中心であることを示しています 」
さらにジェームズ氏は、夫妻の昨年のクリスマスカードも比較。2018年のカードに使われた写真は、夫妻がウィンザー城のフロッグモア・ホールで行われた、結婚披露宴で花火を見上げているモノクロ写真だった。
ジェームズ氏によると、2枚のカードは「世界の舞台でカップルとして売り出す意図や野望は、ほとんど変わっていないことを示唆」している。
「どちらのカードもとても愛情を感じます。ヘンリー王子とメーガン妃は、カメラ目線をしたくないかもしれませんが、カップルとしても両親としても、感情の強さを強調することに熱心に見えます」
特集内でジェームズ氏は、ウイリアム王子一家のクリスマスカードとも比較をしている。
「ウイリアム王子のカードはとても伝統的で、新しさを求めるヘンリー王子とメーガン妃とは対照的です。王室の安定と継続性を守るウイリアム王子とキャサリン妃の役割が増えていることが示されています」
ヘンリー王子一家のカードのセンターがアーチーくんなのに対し、ウイリアム王子一家は、父である王子が中心にいること、また今年はソロでの公務も精力的に行ったキャサリン妃が支えるように傍らに寄り添っている様子が興味深いとしている。
(Hint-Pot編集部)
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【写真】キャサリン妃とメーガン妃 それぞれが出した一家のクリスマスカードを比較 対照的なことが丸わかり
Merry Christmas from the Duke and Duchess of Sussex and baby Archie ♥️
"In the Sussex's pose Harry and Meghan sit like equals but in William's card he is presented as very much the centre of the family while Kate stands indulgently beside him." https://t.co/7LnwvqEzbc
— Laura Silver (@laurafleur) December 24, 2019

反メーガン妃派の英司会者降板が大騒動に発展 「言論の自由」論争も
かねてから“反メーガン妃”の急先鋒として知られていた英有名司会者ピアーズ・モーガン氏。ヘンリー王子夫妻のインタビューが米国で放送された数時間後、英国時間8日には自身が看板を務める朝の帯番組でさっそく吠えた。翌9日もさらにエキサイトしたが、同日午後には番組降板が急遽決定。翌日には放送局の株価が下落し、英米では「言論の自由」についての論争が勃発した。さらに、降板取り消しを願うファンの署名運動開始など、各方面で大騒動に発展している。 【動画】英有名司会者ピアーズ・モーガン氏 メーガン妃をめぐって口論となり番組途中で退席する実際の様子 この放送後に降板が発表された ◇ ◇ ◇
自殺を考えたなどとする妃の発言を「私は信じない」と否定
ピアーズ・モーガン氏といえば、英国では“反メーガン妃”の急先鋒。6年にわたり司会を務める英民放ITVの朝番組「グッド・モーニング・ブリテン」や、ツイッターなどで数々の過激発言を繰り返し、英大衆紙の“常連”となっている。 ヘンリー王子夫妻のインタビュー番組についても、同氏は英国での放送前だった現地時間8日朝から批判を展開。自殺を考えたなどとする妃の発言を「私は信じない」と真っ向から否定した。 だが、妃の発言内容について特に注目されている件は、メンタルヘルスの危機と王室内の人種差別だ。これに関する妃の発言を否定したことから、英国でテレビやラジオを規制する機関Ofcomには4万1000件以上の苦情が殺到。調査を開始する事態になった。この苦情件数は「史上2番目に多い」という。 モーガン氏は英国でのインタビュー放送後、9日朝の「グッド・モーニング・ブリテン」にもその勢いを落とさず出演。前日の否定発言をめぐって共演者と口論になり、番組から一時退場した。メディアをさらに賑わせたが、同日夜には同番組の降板が急遽決定している。 一夜明けてから同氏は、自身のツイッターにウィンストン・チャーチル元英首相の写真と名言を画像で投稿。「言論の自由のためなら喜んで死ぬ」などと添え、自身の意見を曲げないことなどを主張した。 さらに別のツイートでは、9日朝の「グッド・モーニング・ブリテン」の視聴率が、競合するBBC朝番組に初めて勝利したことを明らかにし、「私の仕事は終わった」とも述べた。モーガン氏はその後も番組スタッフとの集合写真を投稿。BBC番組への勝利が悲願だったとして「我々は勝った。みんなありがとう」と感謝の言葉を贈っている。
メーガン妃がITVに正式な苦情を申し立てていたと米報道
この降板騒動を受けて、メディアはもちろん各方面が沸騰。影響はビジネス界にも及び、英大手紙「ガーディアン」は、ITVの株価が降板発表後の翌朝に3.8%下落したと伝えた。市場価値では約2億ポンド(約303億円)に上るとしている。 米メディア関係者からは「言論の自由」を根拠に「不当な扱い」とする意見が上がった。英大衆紙「デイリー・ミラー」と「ザ・サン」などは、米CNNのジェイク・タッパー氏と元FOXニュースのメーガン・ケリー氏という、有名ニュースキャスター2人による擁護を大きく報道。タッパー氏が自身のツイッターでOfcomの苦情調査を「狂気」と表現したなどと伝えた。 さらに米雑誌「バラエティ」は、降板発表前にメーガン妃がモーガン氏の発言についてITVに正式な苦情を申し立てていたと報道。同局CEOにレターを送り、モーガン氏の発言が英国のメンタルヘルスに関する問題へ影響を与える可能性などについて懸念を表明したという。
モーガン氏に関する一連の請願書に延べ20万件近くの署名
一方でモーガン氏のファンも黙ってはいない。「ミラー」紙によると、降板撤回を請願するファンが「change.org」上で開始したあるオンライン署名は現地時間10日夜までに3万5800件超。英大衆紙「デイリー・メール」は現地時間11日夜、一連の請願書に延べ20万件近くの署名が集まったことを報じた。 また、気になる同氏の“転職先”としては、今年設立されたテレビチャンネルGB Newsなどが挙げられているようだ。「ミラー」紙など複数メディアによると、同局のアンドリュー・ニール会長はBBCラジオ4に対して、モーガン氏のコントロールは難しいとの考えを示しながらも、「グッド・モーニング・ブリテン」がBBC朝番組に対抗できた手腕を評価。モーガン氏が望むのであれば喜んで交渉したいと述べた。 「メール」紙は現地時間11日に「本紙からのコメント」として、「モーガン(氏)のすべての発言に同意する必要はない。だが、文明社会の基盤である言論の自由を擁護することはとても重要だ」と記した。 メディアにとって「言論の自由」とは? ある種の規制は必要なのか? 有名司会者の降板騒動が提起した社会問題は、同氏の“再就職先”と併せて注目が続きそうだ。
Hint-Pot編集部
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