おはニョロございます。毎週土曜日のニョロニョロ通信です。
流行りに乗じて、タイトルにしてみました。
マルモの歌、耳に残りますよね?
って、よく見ると、マルモじゃなくて、
マリモ^^
今日はグレーターサイレンのタンクメイト・マリモを
ご紹介します。
マリモと言えば、天然の北海道阿寒湖産は天然記念物に
指定されていますよね。
冷たい水に転がしておけば、勝手に育ってくれる
手間いらずな水草君です。
ところで、このマリモ。
人によって認識が様々なようです。
前述したとおり、何てことはない水草なのですが、
どうも「植物的な生き物」という受け止め方が浸透していないように
感じることが、しばしば・・・・。
職場にも一玉、マリモを持って行っているのですが、
必ず聞かれます。
「マリモって何を食べているんですか?」
「これ、生きてるんですか?」
うーん・・・・・・・(絶句)
マリモは藻類の一種です。
ご覧の通り、緑色の体表は
光合成しているぜアピールですね。
ですから、口から何かを食べて栄養を摂取する
ということはあり得ません。
また、育ちが遅く、成長がほとんど見てとれませんので
無生物っぽさが無きにしもあらずですが・・・。
しかも、藻類なので花も咲かないし、根も生えません。
植物性プランクトンといった方が、しっくりきますね。
水質浄化と情景の一部にいいかなと、ポンと転がしておりますが、
グレーターサイレンが乗っかっていると、微笑ましいものです。
ついついカメラに手が伸びしまいます。
残念ながら国産のマリモは養殖物で、直径1cmほどの
小さいものがほとんどで、サイレン君に似合う大きさのものは
流通しません。
何と言っても天然記念物です。
(オオサンショウウオの項でも書きましたが、
採取しようものなら書類送検ものですからね)
我が家のマリモは、大人のこぶし大ありますが、
これは「セイヨウマリモ」なる流通名でアクアショップなら
どこにでもおいてあるような代物です。
まぁ、はたして本当に西洋のものなのか、マリモなのかも
怪しいところですが、他の生体に何ら影響を与えていないので
気にもしていません。
ただ、大きいもの好きの私にとっては、でかいマリモが
手に入ればそれでいいのです。
先日目にしたキングサイズは、大人が両手でも
包みこめないほどのサイズでした。
欲しかったけど、育ちすぎたマリモは、中身の光合成ができず
崩れると聞いたことがありますので、スルーしました。
光合成も活発ではないし(照明や二酸化炭素の添加も必要なし!!)、
肥料もいらないし、水温もサイレン用の水温が適温だしで、
楽なことこの上ない奴です。
多分、枯れるなんてこともないでしょう。
いつまでもただ穏やかに
水槽をコロコロ転がっていてほしいものです。
サイレンの出番が全くないニョロニョロ通信になってしまいました^^;
可愛そうなので、珍しい口半開き写真で終わりたいと思います。
マスオさんの同僚・アナゴさんみたい・・・^^
コメント
- そるふぁ [2011年7月31日 9:35]
- おはようございます。
マリモ、かわいいですね~
サイレン君のよき相棒ですね。
マリモを作るところ、テレビで見たことがあります。
普通に手でくるくるっとまるめちゃうんですよね。
絶句してしまいました… - コピコ [2011年7月31日 10:03]
- おはようございます。
マリモの本体は一本一本の糸状の藻です。
これの集合体がマリモなんです。
この糸状の藻にはカギ状の突起があり
まとまりやすくなっているとか。
それを利用して作っているのが、
そるふぁさんが仰る養殖マリモですね。
あなたのブログにコメント投稿されたものです。