旧・鮎の塩焼キングのブログ

80年代を「あの頃」として懐かしむブログでしたが、子を亡くした悲しみから立ち直ろうとするおじさんのブログに変わりました。

辰の日企画 「ハテナの交竜奇譚」小説のタイトルについて

2025-01-23 15:15:00 | 小説

こんにちは、昨日は幸せなニュースに心躍った鮎の塩焼キングです。


ここ最近、冬季鬱というやつですか、気持ちが悶々として、暴飲暴食してしまう日々でした。子供のことで悩んでばかり。


そんな心の曇りを晴らしてくれる三男の快挙に、鬱も治った気がします!!


さて、今日は辰の日ということで、今回の企画は小説のタイトルについて、ご説明したいと思います。



ハテナの交竜奇譚


はっきり言ってさっぱり意味不明のタイトルでしたね。これを見ても内容が伝わらないため、読む気も起こらないかとは思います。


でもこのタイトルには私の想いが目一杯詰め込められてあるのです!


まず、「ハテナ」ですが、これは主人公テーリとその兄弟分ハーラとナーレからとられています。

義兄弟の長男分のハーラ、次男分のテーリ、三男分のナーレ。この3人の頭文字を繋げて「ハ・テ・ナ」となる訳です。つまり、ハテナとは主人公の義兄弟を表しているのです。


「スーパーマリオブラザーズ」の「マリオ」的な意味合いです。あ、「ハウルの動く城」の「ハウル」なんかも同じ位置付けですね。


そして「ハテナ」に続くのが「交竜奇譚」です。読み方は「こうりゅうきたん」です。これは完全な私の造語です。


「ハテナ義兄弟の冒険譚」を最初に思いついたのですが、あまりにありきたりでボツにしました。もともとたくさんの《竜》と絡んでいく物語を構想していたので、「竜」という字を入れたい。そんな時に閃いたのが「交竜」という造語でした。「交流」とのダブルミーニングで、「竜と交流していく」という意味合いがあります。


「奇譚」は辞書にもある言葉で、珍しくて不思議な物語という意味です。


彼らの言葉を繋いだタイトル「ハテナの交竜奇譚」とは、「ハテナ義兄弟が数多の竜と関わっていく不思議な物語」という意味なのでございます!


そもそもドラゴンが大好きで、小学生の頃からドラゴンが登場するゲーム用のシナリオを考えたりする変な子供でした。その時のドラゴン好きになったきっかけはドラクエとD&Dでした。80年代の少年は趣味が渋いですね!


3人の青年と《竜》が織りなす不思議な冒険譚は第2話に入ります。1話では《竜の力》しか出てきませんでしたが、第2話ではいよいよ…!?


というわけで、明日から「ハテナの交竜奇譚」の連載を再開します。


天国か、異国か、異世界か。どこかで次男が愛読していると信じて、のんびり楽しみながら執筆しています。





万歳!今日は特別な日!

2025-01-22 20:59:00 | 日記

今日は三男坊の誕生日!

長男がン万円もする無線イヤフォンをプレゼントしていました。しまった!先を越された!

まあ、私からは後日、好きな物を贈るとしましょう。


そして、待ちに待った吉報が舞い込んだ日でもあります!


よく頑張ったね、三男!


愛鼬からもお祝いが!


バンジャーイ!


これで今年度は枕を高くして眠れます。


次男も喜んでるね。

三男は立派になったよ。


長男は安心して飲みに行けると訳がわからないことを言っておりました。


ハテナの交竜奇譚 第1話 素っ裸の出会い〜義兄弟の契り〜について

2025-01-17 20:27:00 | 小説

1月14日に亡き次男に捧げる冒険小説の第1話が終わりました。2話に続くので、小説が完結したわけではありません。


ずっとサブタイトルを伏せたまま連載を続けていたのは、ネタバレ全開だからです。


第1話サブタイトル

素っ裸の出会い〜義兄弟の契り〜


素っ裸のテーリと出会ったハーラとナーレが共に旅する義兄弟の契りを交わす。


話のさわりだけを書き出すと、サブタイトルまんまの内容となります。


ハテナ義兄弟が揃ったことで、いよいよ冒険の旅に出発!…といくかいかないかは、来週から始まる第2話をお読みください。第2話のサブタイトルはネタバレでもなんでもありませんので、こちらにて発表いたします。


ハテナの交竜奇譚 第2話 上巻

ダンジョン・アタックその1〜《ウォーグ》の洞穴〜

です!!


うーん、よく見るとネタバレな気もしますが、まあいいでしよー!


今日の段階で第4話の中巻から下巻にかけてを執筆中です。なんとかこの物語を完結まで漕ぎ着けて、次男を悼む気持ちをカタチに残せたらと思っています。


登場人物は実在の人物とは一切関係ありませんが、そこはちょいとしたD&D的なギミックがありますので、物語が進んでいくと明かされる事実もあろうかと思います。


気長にお付き合いいただけると幸いです😄


この記事を初めてお読みになった方で、ご興味があれば第1話その1からお読みいただけると感謝感激でございます!



第2話「ダンジョン・アタック」の更新は令和7年1月24日を予定しています。今月2回目の辰の日の翌日となります。


テーリ「これからも僕の活躍をお楽しみに!」





冒険小説 ハテナの交竜奇譚 第1話 その28(最終)

2025-01-14 15:37:00 | 小説

亡き次男に捧げる冒険小説です。


二八(最終)

 ハーラが右手を差し出した。

「テーリ、ナーレ、右手を重ねろ。」

言われるがまま二人はハーラの手に、自分の手を重ねた。唐突に何を始めるのかと、二人が怪訝な顔をする。

「義兄弟の契りっていうとさ、血の盃を飲み交わすとかお互いに傷を付けて血液を混ぜるとか、宗教じみた儀式をやるじゃない。」

途端にナーレが手を引っ込めた。

「ハー兄、それは勘弁してくれ。僕はそういうところ、潔癖なんだよ…。」

ははんとハーラが鼻が笑った。

「そんな野蛮なことをしようって言ってるんじゃないよ。僕らの《織》を同調させようって言ってるのさ。」

合点がいったテーリが、ナーレに説明を始めた。

「ハー兄が言いたいことは、三人とも魔法使いだろってことさ。ハー兄は《聖騎士》。僕が《野伏せり》兼《魔法技師》。そしてナーレは《吟遊詩人》。三人とも《織》を練れるだろう。だからその波長を同調させることで、義兄弟の契りとしようって言いたいのさ!ね、ハー兄?」

ご明察、とばかりに満足げな笑みを浮かべてハーラが大きく頷くと、ナーレはそうっと手を差し出した。

「そういうことか。ハー兄はやっぱりインテリだね。」

ハーラの言う義兄弟の契りを理解できなかったナーレは、気恥ずかしさを誤魔化すためにハーラをおちょくってみた。ハーラはイラッとした表情を見せたがすぐに気を取り直して、早速とばかりに《織》を練り出した。それに谺するようにテーリとナーレも《織》を練り出す。個々人で《織》の練り方には違いがあるため、慎重に波長を変えていく。《織》の明滅のタイミングが合ったり、合わなかったりを何度も何度も繰り返す。五分ほど苦戦しているうちに、不意に明滅がぴたりと一致した。



 パッと光が弾けた後、重ねた手の上に緑に輝く《竜》の顔を模した紋様が浮かび上がった。こんな現象が起こるとは、誰一人予想だにしなかった。

「これってさ、《竜》のご加護とかその手の目出度いことの先触れかな?」

恐る恐るテーリが尋ねる。

「自分が学んできた《竜》に関する伝承なんかでは、こんな現象、見たことも聞いたこともないから、何とも言いようがないな…。」

驚きを隠さず震える声でハーラが答えた。ナーレはただ一人、平然としていた。

「僕たち《竜》に祝福されているんだよ。だってさ、さっきの魔獣との戦いだってそうじゃない。三人とも《竜》の力で生きのびたんだからさ。」

ハーラとテーリは同時にあぁと唸った。「三男坊」の言う通り、この三人は《竜》の祝福に守られている。どういう経緯で祝福を受けたのか知る由もないが、ナーレの言うことはもっともだ、と二人の兄貴分はナーレの説に乗ることにした。三人は緑に輝く竜の紋様を見つめながら、誰からとも知れずにお休みの言葉を交わして手を引っ込めた。途端に部屋が元の暗さに戻ったので、再び寝床に入った。間を置かずにスースーと三つの寝息が立ち始めた。


 ハーラ、テーリ、ナーレの三人は義兄弟としての契りを結び、新たな人生と冒険の旅路へと歩み始めた。《ハテナ義兄弟》と後世の人々に讃えられる《パーティー》(冒険者の一党)が誕生した瞬間であった。


【第1話 素っ裸の出会い〜ハテナ義兄弟の契り〜】

           【完】

===============

【第2話 〇一に続く】

次回更新 令和7年1月24日金曜日 


フルアーマー・リゼル(daU+dbU) 全部載せ!!

2025-01-13 15:46:00 | ガンダム

ちょっと前ですがバトオペ2でリゼル(daU)が強襲機として実装されました。私の予想は残念ながら外れまして、緑バイザーではなくて黄バイザーのリゼルでしたが。


汎用機がノーマルリゼル、支援機がリゼル(dbU)ということで、リゼル系で三色染ができてめでたいことです。


というわけで、久しぶりにリゼル熱が再燃しましたので、コレクションボードから引っ張り出してきました!


これが私の自慢の逸品!フルアーマー・リゼルです!







後ろ姿なんか武装の塊で、畏敬の念すら覚えます。


こちらは私のオリジナル設定モリモリのディフェンサーユニットのaとbを同時に載せた、近中遠距離・万能攻撃仕様のリゼルでございます!マスターグレードのリゼルは無理やり挟み込めば、このフルアーマー形態に無改造でできるのです!ただしハイパービームサーベル付きミサイルコンテナを逆向きに取り付けないといけないのが、唯一の注意点です。


お持ちの方は是非お試しください。むちゃくちゃかっこいいですよ!


全部載せですので武装も破格です。


素体内蔵武装

 頭部60mmバルカン2門

 拳部ダミーバルーン(機雷)

 前腕部グレネードランチャー4門(選択式)

 前腕部ビームサーベル4本(選択式)

 前腕部ビームトンファー4本(選択式)

オプション武装

 シールド内蔵ビームキャノン

 シールド後部ハンマーブレード

 ビームライフル

 ロングビームサーベル

 ビームライフル(ギロチンバースト)

ディフェンサーa/bユニット武装

 マイクロミサイル6ユニット

 ハイパービームサーベル2本

 ビームキャノン2門 ※本来はオミット

 メガビームランチャー2門

 バインダー内蔵メガ粒子砲2門


シールド

先端にビームキャノン

後部にハンマーブレード


マイクロミサイルコンテナ 片側で3ユニット

ウィングバインダーにはメガ粒子砲を内蔵

ビームキャノン兼ハイパービームサーベルはZZと同仕様ただし本来はビームキャノンはオミットで使用不可

メガビームランチャーが最大火力


前腕部にはグレネードとサーベルのラック

ビームトンファー状にも発信可能と思われる

ビームライフルも前腕に懸架

手の甲からダミーバルーン(機雷)射出


背部より

背部オプションで近・中・遠距離全てをカバーすることができる


イケメン

頭部バルカン


如何ですか?私はもともとメタス大好きっ子だったのですが、リゼルに出会ってからは宗旨替えしました。


ただしメタスから生まれてきた子なので、メタス大好きっ子と同義であると信じております!




御先祖のメタスおよび様々なサイズのリゼルと共に記念撮影。



第1期モビルスーツに比べると一回り大きいですね。

可変機構をもつリゼルは第3期モビルスーツにカテゴライズされます。



最後は1/100パイロットフィギュアと一緒に。

背負い物が肥大化しすぎて、賛否両論はありそうですが、かっこいいは正義です!!


武装が大きすぎて、パトオペに実装不可能ですし、実装されても使いこなせませんが、全領域対応型リゼル、私の持っているガンプラで一番のお気に入りのご紹介でした!!