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My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

北欧の情熱?/グリーグ

2007年06月24日 | チェリスト藤原真理さん☆
   藤原真理チェロコンサート   
N町市民ホール PM2:00開演
Vn藤原真理  Pf倉戸テル
<プログラム>
オペラ”Serse”より  ラルゴ『オンブラマイフー』/ヘンデル
オルガンのためのトッカータ・ハ長調より  アダージョ/バッハ
ピアノとチェロのためのソナタ 3番 作品69/ベートーヴェン
             休憩
チェロとピアノのためのソナタ  作品36/グリーグ
忘れられたロマンス作品s132/リスト
無伴奏チェロのためのソナタ  Diarogo Capriccio/リゲッティ
アンコール
子守唄/ラヴェル
母の教え給いし歌/ドヴォルザーク
                            
                       

後半は北欧の作曲家をプログラム。
このところ何かと縁のあるグリーグの曲が興味深かった。
グリーグは多くのピアノ曲や、合唱曲を作曲しているそうだが…。このチェロとピアノのためのソナタ・作品36、全楽章で25分。
初めて聴いたこの曲、ドラマチックでしかも情熱的。
藤原さんは「この曲の構成にグリーグの人柄が表れていると思います。」と、おっしゃっていた。よく解らないけれど、聴いて感じるところでは、壮大で暖かく、知的…かな。そして情熱的に語っていながらもどこか押さえ気味な展開。でも十分熱くて、感動的なのだ。

                  
プログラムの最後のページに、藤原さんのメッセージが載っていた。

Message 藤原真理/ふじわら まり
演奏会で緊張は必要か?イエスだ。緊張は大事な要素の一つ。が、ありすぎると不安となり自爆してしまう。自由な音楽の展開ができず守りの演奏になってしまう。
不安をふりきれるかどうかが問題だ。
                
                    

藤原さんの演奏は魅力的だ。