今まで、お金儲けにまったく無頓着で、まあ生きていければいいんじゃないの?くらいの気持ちで、さいふに余裕があれば買うしなければ買わなきゃいいし、欲しいものもそれほどないし(仕事ばかりで暇もなかった)、ときどきストレス解消に買い物もしたけど、世の中の経済ことまでは気が回らなかった。
つまり、「経済」「金儲け」というものに無関心だったのです。給料は毎月入るし、養う家族もなかったしね。ほんとにテキトー。世間知らず。
でも、退職して10年目。この辺でもう少し、世の中の経済についても勉強してみたくなり(選挙もあったし、なんだかひどい世の中だし)、YouTubeで「三橋TV」などの動画を見て勉強を始めました。
学んだことを、メモしておきます。
経済という言葉は昔はなかった
Political Economy(政治経済)の日本語訳
世を経(おさ)め、民を済(すく)う
経 世 済 民
「みんなを豊かにするための政治」という意味。
お金を稼ぐことはビジネスです。
ビジネスをする企業を統べることを「経営」といいます。
(ビジネスを生み出すのは経営、自分の所得を増やすことはビジネスとか経営)
ちなみに、黒船が来るまでは、「競争(競い争う)」という概念はなかったそうです。代わりに「切磋琢磨」という概念があったのだそうです。相手をつぶすとか落とすとかいう概念は、昔はなかったのですね。競争だなんて、穏やかじゃないねえって、、、。
政府は「経世済民」のために存在しているのです。一部の人間だけを守るとか儲けるとかのためではなく、国民のみんなを救うのが政府。
そして、政府は企業ではないので赤字を出してよいのです。黒字を出すことが目的ではないのです。最大のNPO非営利団体と言えます。
間違ってました。お金儲けは経済ではなく「ビジネス」なのですね。私はビジネスには全く興味ありません。
追記
>本来、経済というものは「価値の生産と交換」。
誰かのためになるからそれを作り提供する。必要ないものは作らなくていいし、売らなくてもいい。
私たちは決してお金のために生まれてきたわけではない。生産や消費のために生まれてきたわけでもありません。それぞれの人生を本当によりよく生きるために生まれてきたはず。
誰かのためになるから、誰かを幸せにするから、子どもたちの未来を作るからその仕事をするんです。
(大西つねきの公式サイト 動画「働くみなさんへ」より)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます