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古武術に学ぶ

2024年12月09日 | 健康
ギックリ腰やって(11月22日)2週間以上経ってすっかり治りましたが、
体の使い方を改めて見直す機会になりました。

教員してた時(20年前)に一度やって2回目なんですが、
その時は小さい子が重たい給食缶を持つのを補助したり、
腰曲げて負担のかかることを毎日やってたし、ストレスもMaxだったし、、、

仕事辞めて、父の介護もなくなって、今はストレスもなくなって、
体にも気をつけるようにしてたのですが、
だんだんといい加減になってたんでしょうね。

豊作の柚子を収穫するのに、高い所を切った後落ちた実を拾おうとして、、ギクっっあ゛ッ

腰に疲れや負荷が溜まってたんだね、
それから2、3日は痛くて風呂も入れず大変だったけど、
マジックハンドや靴下補助具使って身支度できるようになって
YouTubeや本でギックリ腰対処法を調べて、
痛みも引いていって、もうすっかり良くなりました。

が、油断せず、体の使い方に気をつけなければいけません。

で、「古武術」です❣️


ナンバ歩き、ナンバ走りで知られてる古武術。
日本人の先人の知恵に学ぶのです、はい。



所作もカッコいいし、
体を痛めず疲れず、


「自他同体」
自分と他のものを分けて考えずに、自分と一体として考える
「ぶつからない、柔らかくある」

足裏を地面につけるときは、そっと柔らかくおく
地面とそっと一体化するようなイメージ
接地する部分はあくまで柔らかく、それでいてしっかりと同体となる意識
他者もまた自分の能力を引き出すための一因となってくれる

「上虚下実」
上半身の力みを抜きリラックスして、下半身に力を充実させる
体を動かさないことによって筋肉が縮こまると、そこが緊張し続け、血流が悪くなる
自分では力んでいないつもりでも、実は無自覚な体の緊張が抜けきれないことが多い
呼吸法(腹腰呼吸)、肩の力を抜くなど、上半身をゆるめる、
すると自然と重心も下がり丹田を中心に下半身が安定し「下実」の状態を作ることができる


「いつかない」
い(居)つくとは、体がこわばって固まってしまっている状態
剣道とかテニスのサーブを受けるときとか、
片足のかかとが上がって細かく動いていたり、重心を動かしながら左右に体をゆすったり移動させている
視線や感覚を一点に集中させず、
遠くのものを見るような目の使い方、複数の方向を同時に意識する、
体の一部だけに力を入れて固めず、余計な力みを省く

「全体性」
体は全体で動く
骨、筋肉、筋膜、神経などの組織と姿勢や呼吸、意識が連動
手で持つのではなく全身で持つ
階段も脚だけで上がるのではなく、脚全体や腰、背面の働きを含め全身で上がっていく
何かを押すときは、体全体を使って押していく
体を区切らずに、一つの体という全体のしくみをうまく活用する


深い、、、

介護にも取り入れられてます。



体はつながっている、、、

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