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心理学はおもしろい(河合隼雄さんの本を読んで)

2020年11月03日 | 日記

またまた久しぶりの投稿になってしまいました。マイペースで、免疫力をあまり下げないように、気楽に過ごしています。

仏教はすごいね。お釈迦様の教えは全てに通じる。

以前「カウンセリング」を勉強してみたいと思って、河合隼雄さんの本を何冊も読んでみて、なんてカウンセラーの仕事は大変なんだ、家族相手にはカウンセリングは難しい、教員の仕事とも共通するけれどまず教員自身がもっとカウンセリングを受けた方がいんじゃないか、などと思ったことがあった。

で、また、心理学に興味が湧いて、ユング心理学にちょっとだけ触れてみた。
読んだ本は、河合隼雄さんの「無意識の構造」「コンプレックス」「母性社会日本の病理」「臨床とことば」「中年危機」の5冊。

その中には、お釈迦様の教え(スマナサーラ長老「ブッダの実践心理学」ティクナットハン禅師「怒り」「怖れ」「和解」など)と重なるところがたくさんあって、大変興味深く、わかりやすかった。

「中年危機」夏目漱石の「門」や「道草」安部公房の「砂の女」谷崎潤一郎「蘆刈」など12の作品から、中年期(とくに夫や妻)の心理を分析していて非常に面白かった。(全部読んだ気になる
夏目漱石は読んでいたけど、最近「小説」を読んでないのでまた読みたくなりました。

心理学おもしろ~い!!
仏教心理学は超細かく厳密に分析してて(心とは、心の生滅、心は89種類、心所は52)、すべての人間に共通するもの。明確で視野が広がり、納得するので読むだけでも落ち着く。
(ユング)心理学も人間の心理を深く見ていて、両方読むと理解が深まる気がします。

内容についてはまた。

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